• アガロース(agarose) はゲル化しやすい中性多糖。寒天の主要な多糖成分でもある。CAS登録番号は[9012-36-6]。 構造 1→3結合β-D-ガラクトースと1→4結合3,6-アンヒドロ-α-L-ガラクトースの交互結合からなる。 用途 アガロースゲルは核酸などの生体物質の分離を行うため電気...
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  • 熱すれば溶けたりゲルを作るもの(デンプン、グリコーゲン、アガロース、ペクチンなど)がある。 いずれも生物による生合成産物として得られ、構造多糖(植物細胞壁にあるセルロースやペクチン、節足動物・菌類の外骨格にあるキチン、藻類の細胞にあるアガロース(寒天)やカラギーナン)、エネルギー貯蔵物質(デンプン、...
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  • アガロースゲル電気泳動(アガロースゲルでんきえいどう、英: agarose gel electrophoresis)は、アガロース(寒天の主成分)ゲルを使用した電気泳動により、核酸をその大きさに応じて分離する手法。数ある電気泳動の中でも、もっともオーソドックスなものといえる。...
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  • 寒天 (redirect from アガ)
    粉砕 最後に粉砕機で粉砕することで粉末寒天を得ている。 ほとんどは食物繊維(アガロースアガロペクチンなどの多糖類)からできており、ヒトの消化酵素のみでは分解されない。ただし、いくらかは、胃酸により分解しアガロオリゴ糖となり吸収され、生理的な作用を持つことが近年研究されている。...
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  • 動物:人も含む後生動物のプロテオグリカン、ガングリオシド 陸上植物:細胞壁多糖(例:キシログルカン、ペクチン、アラビノガラクタン、ガラクト脂質) 藻類:細胞壁多糖(例:アガロース、カラギーナン) [脚注の使い方] ^ a b c 『ヴォート生化学 第3版』 DONALDO VOET・JUDITH G.VOET 田宮信雄他訳 東京化学同人 2005...
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  • 濾紙やデンプンゲルなどの担体を用いた電気泳動が発展した。濾紙電気泳動(現在は主としてセルロースアセテート膜を使う)は臨床検査で血清タンパク質を分析する方法として用いられている。一方ゲルとしては、その後 アガロース がよく用いられるようになり、現在でもDNA断片の分離・分析に用いられる。また1960年代に...
    5 KB (824 words) - 03:00, 20 June 2021
  • 核酸分子は負に帯電しているため、電場を印加してアガロースまたは他の物質のマトリックスを通して移動させることで分離される。短い分子は、長い分子よりもゲルの細孔を通過しやすいため、速くそして遠くまで移動する。この現象はふるい分けと呼ばれる。タンパク質の場合は、ゲルの細孔が小さすぎてふるいにかけることができないため、アガロース...
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  • 『メガロボクス』(MEGALO BOX)は、2018年4月より6月まで放送された連続テレビアニメーション作品。アニメ制作はトムス・エンタテインメント/3xCube。キャッチコピーは、「とどまるか、抗うか― あしたを、選べ」。 高森朝雄原作・ちばてつや作画によるボクシング漫画『あしたのジョー』(以下『...
    37 KB (3,221 words) - 18:23, 2 April 2024
  • ばれる専用の器具を用いて、押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。 全体の98〜99%が水分で、残りの成分のほとんどは多糖類(アガロース)である。ゲル状の物体であるが、ゼリーなどとは異なり表面はやや堅く感じられ、独特の口当たりがある。腸内で消化されないため栄養価はほとんどないが、食物繊維として整腸効果がある。...
    6 KB (817 words) - 09:11, 14 January 2024
  • ゴジラ対メガロ 東宝チャンピオンまつり > ゴジラ対メガロ 『ゴジラ対メガロ』(ゴジラたいメガロ)は、1973年(昭和48年)3月17日に「東宝チャンピオンまつり」の一編として公開された特撮映画であり、「ゴジラシリーズ」の第13作である。カラー、シネマスコープ。観客動員数は98万人。略称は『メガロ』『対メガロ』。...
    53 KB (6,170 words) - 10:47, 16 June 2024
  • リポタンパク質は、電気泳動法または超遠心法にて分類される。通常見られるリポタンパク質は次のようなものである。 電気泳動法(アガロースゲル法)では、陰極に近い方から カイロミクロン (原点位からβリポ蛋白位に来るリポタンパク質の一群で、ブロード状になる特徴がある) βリポタンパク (血漿タンパク分画で、β位に来るリポタンパク質を一群を指す)...
    10 KB (1,580 words) - 12:44, 28 April 2024