• カバノキ属カバノキぞく、学名:Betula)は、カバノキ科の1カバ・カンバ(樺)、カバノキ(樺の木)などと総称する。名の Betula(ベトゥラ)の語源は、瀝青(天然アスファルトやタール、ピッチ)を意味する英語の butumen(ビチューメン)の語源と同じで、オウシュウシラカバ...
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  • カバノキ科(学名:Betulaceae)は、双子葉植物の科で、6150種ほどの落葉樹からなる。 北半球の温帯を中心に、一部南半球(アンデス山脈)にも分布する。花は単性の風媒花で、花被はないかまたは小さい萼がある。雌花は球果状または頭状の花序をなす。雄花は尾状花序となる。葉は鋸葉のある単葉で互生し、托葉がある。...
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  • シラカンバ (redirect from シラカバ)
    シラカンバ(白樺、シラカバ)は、カバノキカバノキ属の落葉樹の一種。樹皮が白いことからこの名がある。 落葉高木の広葉樹で、樹高は10 - 25メートル (m) 。明るい場所を好む典型的な陽樹である。寿命は短く大木になるものは多くなく、大きなものでも幹径は50センチメートル (cm)...
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  • ダケカンバ(岳樺、学名: Betula ermanii)は、カバノキカバノキ属の落葉広葉樹である。 和名のダケカンバは、漢字で「岳樺」と書き、シラカンバよりも山岳のずっと高いところに生えることよる。中国名も「岳樺」という。別名は数多く、その一つにソウシカンバがあり、剥がした樹皮に草紙のように文字が...
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  • ハンノキ(榛の木、榛、赤楊、学名: Alnus japonica)は、カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。水辺を好み、低地の湿地や水田のあぜなどに見られ、早春に尾状に垂れ下がった花をつける。樹皮や球果からタンニンや染料が採られる。 古名を榛(はり)といい、ハンノキという名称はハリノキ...
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  • rubra カバノキ科 Betulaceae ハンノキ属 Alnus ハンノキ A. japonica ヤシャブシ A. firma カバノキ属 Betula ウダイカンバ B. maximowicziana ダケカンバ B. ermanii ミズメ(ヨグソミネバリ) B. grossa シラカバ Betula...
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  • シラカンバなどカバノキ属カバノキ科)の樹皮は樺皮とよばれ、水に強く腐りにくいため、容器(上図7c)や靴(上図7d)、家屋の覆い、船、人形などさまざまな用途に用いられていた。また薄くはがれるため書写材ともされ、これを用いた文書は樺皮写本とよばれる(上図7e)。カバノキ属...
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  • (クワ科)に見られる。 イチジク状果(陰花果、syconium) 壺状で多肉質の果序の中に多数の痩果があるもの。イチジク (クワ科) に見られる。 ストロビル(葎果、strobile) 果軸(花序軸)に多数の苞(果苞)がつき、それぞれの腋に痩果または小堅果がついたもの。カバノキ属やハンノキ属...
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  • 豊林県(ほうりん-けん)は、中華人民共和国黒竜江省伊春市に位置する県。 旧五営区一帯にはチョウセンゴヨウの原生林があり、シナノキ属カバノキ属、トウヒ、モミなどの樹種も多く生えている。1997年に「豊林生物圏保護区」としてユネスコの生物圏保護区に指定された。 2019年7月に新青区、紅星区、五営区が合併し、豊林県が発足。...
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  • ハンノキ属(ハンノキぞく、学名:Alnus)は、カバノキ科に分類される。世界に約30種、日本に約10種がある(分類によって数は一定しない)。落葉広葉樹で、北半球の温帯やアンデス山脈沿い、アルゼンチン等に分布する。生育立地が川や湖沼など水気の多いところにある種が多い。学名の Alnus(アルヌス)は、ラテン語で「水辺に生える」を意味する...
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  • 樹種は、針葉樹のモミ、トウヒ、マツ、カラマツ、広葉樹のカバノキ属とハコヤナギが中心だが、シベリア中央部のエニセイ川を境にその東西で森林の組成が異なり、西側ではモミ、トウヒの常緑針葉樹を中心とした暗いうっそうとした森、東側ではカラマツの落葉針葉樹を中心とした明るい森となっている。極東に至ると、再びモミ、トウヒ属の優勢な森となる。...
    3 KB (344 words) - 04:34, 21 May 2024