• カリーのパラドックス(英: Curry's paradox)は、素朴集合論や素朴論理学で見られるパラドックスであり、自己言及文といくつか一見問題ない論理的推論規則から任意文が派生されることを示す。名称由来は論理学者ハスケル・カリーから。 ドイツ数学者マルティン・フーゴー・レープ(Martin...
    6 KB (1,039 words) - 12:52, 9 October 2022
  • para-:反対 + δόξα, dóxa: 意見)。有名なものに、自己言及のパラドックス、リシャールのパラドックス、ベリーのパラドックスがある。 以下、辞書における定義を引用する: 一般に容認される前提から、反駁しがたい推論によって、一般に容認し難い結論を導く論説を逆理(パラドックス...
    34 KB (4,763 words) - 09:52, 13 July 2024
  • 哲学および論理学における自己言及のパラドックス(じこげんきゅうのパラドックス)または嘘つきのパラドックスとは、「この文は偽である」という構造文を指し、自己を含めて言及しようとすると発生するパラドックスことである。この文に古典的な二値真理値をあてはめようとすると矛盾が生じる(パラドックス参照)。...
    29 KB (4,589 words) - 10:31, 30 January 2024
  • ラッセルのパラドックス(英: Russell's paradox)とは、素朴集合論において、自身を要素として持たない集合全体からなる集合存在を認めると矛盾が導かれるというパラドックス。バートランド・ラッセルからゴットロープ・フレーゲへ1902年6月16日付け書簡においてフレーゲ『算術...
    26 KB (3,298 words) - 09:47, 13 February 2024
  • 集合論 (category ISBNマジックリンクを使用しているページ)
    であると仮定してもいずれも矛盾を生じる。 カリーのパラドックス X = {a | ( a ∈ X ) → Y} という集合を考える。いかなるYも真となるため、結果として矛盾を生じる。 リシャールのパラドックスリーのパラドックス ただし、ツェルメロ公理的集合論では内包公理は以下...
    11 KB (1,705 words) - 20:02, 11 August 2023
  • ハスケル・ブルックスカリー(Haskell Brooks Curry、1900年9月12日 - 1982年9月1日)は、アメリカ数学者、論理学者。 マサチューセッツ州ミリスで教育者サミュエル・サイラス・カリーの子として生まれる。ハーバード大学を卒業後、1930年、ゲッティンゲン大学でダフィット・ヒルベルトに師事し、博士号を得た。...
    4 KB (509 words) - 11:10, 15 September 2022
  • 親殺しのパラドックス(おやごろしのパラドックス)は、タイムトラベルにまつわるパラドックスで、SF作家ルネ・バルジャベルが1943年著作 Le Voyageur Imprudent(軽はずみな旅行者)で最初に(この正確な形式で)描いた。英語では grandfather paradox(祖父のパラドックス...
    26 KB (4,286 words) - 11:13, 11 June 2024
  • ジェボンズのパラドックス(英語: Jevons paradox)とは、技術進歩により資源利用効率性が向上したにもかかわらず、資源消費量は減らずにむしろ増加してしまうというパラドックス。1865年、イギリス経済学者ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズが著書『石炭問題』中で、技術...
    20 KB (2,698 words) - 13:30, 26 September 2023
  • 1975年9月には、その後何十年にもわたって使用された1968年ロゴデザインを踏襲し、ブルーの濃淡でシンプルなロゴに変更した。パラマウント・テレビジョンでは、1968年からこのロゴを使用していた。 1986年12月には、湖と星をCGで表現した全く新しいロゴを発表した。このバージョンのパラマウント...
    50 KB (6,101 words) - 22:43, 17 May 2024
  • seidosha.co.jp/index.php?9784791767526。  ジム・アル=カリーリ「第1章 クイズ番組のパラドックス」『物理パラドックスを解く』松浦俊輔 訳、SBクリエイティブ、2013年3月7日。ISBN 978-4-7973-6937-3。http://www...
    41 KB (6,190 words) - 03:59, 14 May 2024
  • 素朴集合論 (category 出典ページ番号が要望されている記事)
    カントールの理論およびその他の非形式的システム初期・後期版。 ラッセルのパラドックスを生み出したフレーゲ理論や、ジュゼッペ・ペアノとリヒャルト・デーデキント理論など、明らかに矛盾した理論(公理的かどうかにかかわらず)。 任意性質を用いて、制限なしに集合を構築できるという仮定は、パラドックス...
    38 KB (5,186 words) - 21:30, 29 November 2023