• ヒメスゲは、カヤツリグサ科スゲ属に属する小型の植物である。温帯域に生育する。 ヒメスゲ(Carex oxyandra Kudo)は、山地の草原などに生える小型の菅である。背丈はせいぜい30cmといったところ。株が寄り集まって塊になるが、細い匍匐枝も伸ばす。花茎は葉より上に伸び、先端に小穂をかためて...
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  • スゲ・ミヤマカンスゲ・オクノカンスゲ・ホンモンジスゲ類・モエギスゲ・クサスゲ・アオスゲ・シバスゲ・チャシバスゲ Sect. Acrocystis:ヒメスゲ節 - ヒメスゲ・サワヒメスゲ・クロヒナスゲ Sect. Digitatae:ヒカゲスゲ節 - ヒカゲスゲ・アズマスゲ・サヤマスゲ・アカスゲ・カタスゲ...
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  • ツツジ科:サツキ・リュウキュウアセビ ゴマノハグサ科:ヒメサギゴケ シソ科:ヒメタムラソウ キク科:アオヤギバナ・リュウキュウツワブキ(ツワブキの変種)・ホソバノギク・コケタンポポ・ナガバハグマ(オキナワテイショウソウ) カヤツリグサ科:ナルコスゲ・タニガワスゲ・フサナキリスゲ・サワヒメスゲ・オキナワヒメナキリ イネ科:アオシバ...
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  • gifuensis クロヒナスゲ C. globukaris トナカイスゲ C. melanocarpa タカネヒメスゲ C. oxyandra ヒメスゲ C. vanheurickii ヌイオスゲ このうちでクロヒナスゲ以外の4種は国外の旧北区に渡る分布を持ち、日本国内では北海道とそれ以南では...
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  • た様相を示し、チマキザサがススキに比べてやや優勢な群落。 ヤマタヌキラン群落:湖の北岸に発達する。ヤマタヌキラン、ススキゴケが生育し、場所によってヒメスゲが混じる。他の群落とは全く異なった景観を呈する。 このうち、ヤマタヌキラン群落、ススキ-イオウゴケ群落、チマキザサ群落、クロウスゴ-ウスノキ群落、...
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  • スゲ節とし、あるいはヒメスゲ節やヒナスゲ節もこれと併せる考えもある。 日本では、上記の2種以外はごく限られた地域でのみ発見されている。以下に代表的なものを挙げる。 スゲ属 Carex ヒカゲスゲ節 Sect. Digitatae ヒカゲスゲ C. lanceolata Bott ホソバヒカゲスゲ C...
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  • var. borealis ホソスゲ Carex disperma ホウキガヤツリ Cyperus distans ヒルゼンスゲ Carex impura ヤリスゲ Carex kabanovii マンシュウクロカワスゲ Carex peiktusanii ヒメウシオスゲ Carex subspathacea...
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  • の構造の複雑さや多様さは、カヤツリグサ科ではイネ科ほどではない。 ワタスゲ(ワタスゲ属):白いのが伸び出した花被片 フトイ(フトイ属)鱗片はらせんに配列 メリケンガヤツリ(カヤツリグサ属)鱗片は二列性で小穂は扁平 ヒメクグ(ヒメクグ属):小さな小穂は根元から落ちる。 イネ科の花では花被片は二個の鱗皮...
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  • 成虫になるまで足掛け3年かかる。越冬態は第一冬が2齢もしくは3齢幼虫、第二冬は5齢幼虫。食草はカヤツリグサ科のイワスゲヒメスゲなど。成虫は7~8月にのみ発生する。 田淵行男は本種をハイマツ仙人と呼んでいた。 国内では北アルプス・八ヶ岳にのみ生息する。北アルプス亜種は環...
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  • 日本のアオスゲに関しては、1940年代より秋山茂雄らによって研究がすすめられ、いくつものアオスゲ類が記載された。秋山(1955)には以下の種と変種が認められている。オオアオスゲはアオスゲの、ヒメイトアオスゲはイトアオスゲの変種としている。 イセアオスゲ Carex karashidaniensis...
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  • 「シロウマ」を冠する和名の種 10種以上のシロウマを冠する種が自生している。シロウマアカバナ、シロウマイタチシダ、シロウマスゲ、シロウマチドリ、シロウマヒメスゲ、タカネリンドウ(シロウマリンドウ)は、白馬岳の固有種である。 一部の種は長野県、富山県、新潟県レッドリストの準絶滅危惧 絶滅危惧IA類(Critically...
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