• フランス式赤道儀フランスしきせきどうぎ)は赤道儀式架台の一種である。 赤道儀の回転軸を中空にして架台側に焦点を導出し、接眼部が赤道儀架台にあるのが特徴である。望遠鏡の向きにかかわらず楽な観測姿勢を保てる、重い観測機器を接眼部に取りつける際の負担が少ないなどの利点がある。クーデ望遠鏡などに使用する。...
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  • の大型赤道儀では天の北極近辺の観測に支障が出る。赤緯軸はウォームギヤで全周微動になっている場合とスプリングで部分微動にとどまる製品がある。 観測前に極軸を北半球の場合天の極へ向けて据え付ける必要がある。 主に以下のような種類がある。 小型の望遠鏡で赤道儀式架台を使う場合ほとんどこれである。...
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  • イギリス式赤道儀(イギリスしきせきどうぎ)は赤道儀式架台の一種で、ドイツ式赤道儀の極軸方向を延長して2点で極軸を支える方式。低緯度ではドイツ式赤道儀よりも強度面で安定するが、大型となり設置スペースを要するため大型望遠鏡でのみ使われる。日本の国立天文台岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡の架台はイギリス式である。...
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  • ドイツ式赤道儀(ドイツしきせきどうぎ)は、赤道儀式架台の一種である。 死角がなく、ケプラー望遠鏡やニュートン望遠鏡など鏡筒が長い形式の望遠鏡に向いている。メーカーからアマチュア向けに販売されているのはドイツとフォークであり、日本製赤道儀の大部分はドイツ...
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  • フォーク式赤道儀(フォークしきせきどうぎ)とは赤道儀式架台の一種で、2本の腕で望遠鏡を支える形の天体望遠鏡架台である。バランスウェイトが不要なのが最大の利点である。鏡筒が長いとフォークにぶつかる場合があり、また極付近に死角ができたり観測がしにくくなる場合がある。フォークを長くすれば死角は減るが、強度の面で不利になる。...
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  • ポータブル赤道儀(ポータブルせきどうぎ)とは、光害のある都市から離れ美しい星の写真を撮影するために設計された小型の赤道儀式架台を言う。「ポタ赤」(ぽたせき)とも略称される。 一般的な定義としては、 バイクや公共交通機関により簡単に移動できる 写真用三脚が使用できる...
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  • 大型望遠鏡の多くはナスミス焦点を持っている。 鏡筒外に導いた光をさらに数枚の鏡やプリズムを用いて赤道儀の極軸内に導く形式である。元々ナスミス式望遠鏡から派生した光学系であるが、ケプラー望遠鏡をクーデにしてある場合もある。接眼部が高度方向だけでなく水平面内でも完全に不動となるため観測に非常に好都...
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  • 赤道儀であることが多いが、メーカーによっては経緯台もシステムに組み入れている。 高橋製作所の赤道儀は1977年から順次システム化された。小型赤道儀と中型赤道儀は35mm間隔のM8ボルト2本で鏡筒バンドを取り付ける形式、バランスウェイトシャフトも直径φ18mmで互換性がある。システム160mm赤道儀...
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  • 1921年に建設され、1927年にカール・ツァイス社製の赤道儀が設置された。鉄筋コンクリート造の2階建て、建築面積は50平方メートル。設計は東京帝国大学営繕課による。 赤道儀は口径20cm、焦点距離359cm。現在の赤道儀システムとは異なり、速度調整機構付重錘時計駆動という方式で、重力により赤道儀...
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  • メートル (category フランス語の語句)
    メートル(フランス語: mètre、英: metre 、アメリカ英語: meter、記号: m)は、国際単位系 (SI) およびMKS単位系における長さの計量単位である。 他の量とは関係せず完全に独立して与えられる7つのSI基本単位の一つである。 元々は、「地球の赤道と北極点の間の海抜ゼロにおける子午線弧長を...
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  • 経緯台を応用したもので1980年代ごろからアマチュア天文家の間で普及したものに、ドブソニアン望遠鏡がある。 赤道儀式架台 雲台 [脚注の使い方] ^ a b c d 『天体望遠鏡のすべて'75年版』p.48-53「マウンティング構造の生し方」。 天文と気象別冊『天体望遠鏡のすべて'75年版』地人書館...
    2 KB (217 words) - 23:21, 20 March 2019