• オリゴ糖オリゴとう、oligosaccharide)は、単がグリコシド結合によって数個結合した糖類のオリゴマーで、分子量としては300 - 3000程度である。 オリゴはギリシア語(ὀλίγος / ラテン文字転写olígos / カタカナ読み「オリゴス」)で少ないを意味する語であることから、少...
    16 KB (2,398 words) - 02:31, 6 October 2024
  • 2分子がグリコシド結合により1分子となったものを二といい、単3分子が結合したものを三、同様に4分子のものを四という。単2分子 - 20分子程度が結合したものをオリゴ糖という。 多数の単がグリコシド結合により重合したものを多という。 のヒドロキシ基を水素に置換したものをデオキシ...
    10 KB (1,113 words) - 08:06, 19 May 2021
  • 炭水化物 (redirect from )
    – アルデヒド基またはケトン基を持つ多価アルコール(カルボニル基を持つ多価アルコール) 単(類) 少(類) – 単が2個〜10個程度が縮合したもの。オリゴ糖(類)ともいう。単の結合した数により、特に二、三などという場合もある。 多(類) – 単オリゴ糖...
    21 KB (2,767 words) - 11:44, 3 January 2024
  • (さんとう、trisaccharide)は、3分子の単が2つのグリコシド結合で繋がったオリゴ糖である。二と同様、グリコシド結合は単のどのヒドロキシル基とも形成できる。三を構成する単がすべて同じで位置化学と立体化学が異なる三は、化学的・物理的性質が異なるジアステレオマーである。 単 二糖...
    2 KB (96 words) - 23:25, 16 February 2019
  • (よんとう、tetrasaccharide)は、加水分解によって4分子の単が生成する炭水化物である。例えば、スタキオースは加水分解するとグルコースとフルクトースと2分子のガラクトースが生成する。四の一般分子式はC24H42O21である。 単 オリゴ糖 Tetrasaccharide...
    1 KB (68 words) - 05:22, 17 February 2019
  • 鎖(とうさ、英語: glycan)とは、各種のがグリコシド結合によって、鎖のようにつながりあった一群の化合物を指す。結合したの数は2つから数万まで様々であり、10個程度までのものをオリゴ糖とも呼ぶ。多数のα-グルコース分子からが直線上に結合したアミロースやセルロースは最も単純な鎖といえる。...
    6 KB (978 words) - 23:57, 11 June 2023
  • スタキオース (category オリゴ糖)
    スタキオース (stachyose) は天然に存在する非還元性のオリゴ糖で、2分子のガラクトース、1分子のフルクトースとグルコースが連なった四の一つである。 大豆に 3-4% 含まれ、大豆オリゴ糖の主成分の一つである。ビフィズス菌増殖作用があるほか、納豆菌にも有効に働き、スタキオースが多い大豆は...
    3 KB (102 words) - 07:51, 20 October 2024
  • オリゴマーに対してポリマーは非常に多数(数100個以上)のモノマーが結合した状態のことをいう。しかし、それほど明確な境界線を持つわけではなく、主観的な側面もある。また、テロマーと呼ばれることもある。オリゴ糖は糖類のオリゴマーのことを指す。 生化学分野では一般に2つの意味で使われる。...
    3 KB (338 words) - 14:09, 23 June 2024
  • たライスミルク(GEN-MY)は、酵素糖化製法を用いて、米の澱粉部分を酵素で分解しオリゴ糖にしており、油も塩も使用しない。2015年5月に発売された玄米ライスミルク(キッコーマン)も糖化製法で作られているが、オリゴ糖に分解はしていない。こちらも油も塩も使用していない。また、旭酒造の獺祭ライスミルク...
    5 KB (689 words) - 15:57, 24 September 2024
  • N-結合型グリコシル化(Nけつごうがたグリコシルか、英: N-linked glycosylation)とは、オリゴ糖(いくつかの分子からなる炭水化物。鎖やグリカンと呼ばれることもある)をタンパク質のアスパラギン(Asn)側鎖のアミドの窒素原子に付加することであり、N-グリコシル化(N-gly...
    25 KB (3,183 words) - 20:13, 14 June 2024
  • アカルボース (category オリゴ糖)
    ミラーゼを阻害する。α-アミラーゼは小腸内腔でデンプンをオリゴ糖にまで分解し、さらに小腸の刷子縁細胞に結合するα-グルコシダーゼがオリゴ糖、三、二をグルコース等の単に分解する。これらの機構を阻害すると、炭水化物の消化率が落ち、グルコースの体内への吸収量が減る。糖尿病患者に対して、この薬物治療法...
    6 KB (658 words) - 16:40, 12 March 2021