日譚』とも)』は文字通り「ホメーロス以後」のトロイア戦争を物語っている。 コイントスがいつの時代の人だったかは諸説ある。4世紀後半とするのが慣習的であるが、3世紀、2世紀とする学者もいる。 コイントス自身によると、若い時、スミュルナ(現イズミル)近郊で羊の番をしている時に詩を書き出したとあるが、こ...
6 KB (689 words) - 05:27, 27 July 2023
パーシテアー (category ギリシア神話の神)
Pāsitheā)は、ギリシア神話に登場する美と優雅を司る女神、カリスたち(カリテス)の1柱である。その名は「万物の女神」の意。長母音を省略してパシテアとも表記される。 ヘーラーの娘で、夫はヒュプノス。 パーシテアーはホメーロスの『イーリアス』やスミュルナのコイントスの『トロイア戦記』など、トロイア戦争を歌う叙事詩に登場する。...
2 KB (236 words) - 12:37, 10 December 2022
カルカース (category ギリシア神話の人物)
アポロドーロス、摘要(E)6・2-6・4。 ^ ヘロドトス、7巻91。 ^ パウサニアス、7巻3・7。 ^ スミュルナのコイントス、14巻。 ウィキメディア・コモンズには、カルカースに関連するカテゴリがあります。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) コルートス...
7 KB (930 words) - 10:40, 15 November 2021
アメリカン・フットボールでも、攻撃順か自陣選択権かのいずれかを選ぶ際にコイントスが行われる。NFLでは特製のコインが用意され、実際にコイントスに用いられたコインはプロフットボール殿堂に納められるとともに、同デザインのコインが一般の収集家に販売される。野球の始球式のように、審判の代わりに著名人の来賓がコイン...
11 KB (1,665 words) - 22:48, 22 November 2023
トロイア戦記 (category プロジェクト・グーテンベルクのリンクがある記事)
直訳すると「ホメーロス以後」)は、古代ギリシャの詩人スミュルナのコイントス(クイントゥス)による紀元4世紀後半頃の長編叙事詩。『イーリアス』の最後の場面であるヘクトールの死から始まり、イーリオス陥落とギリシャ勢の離散までのトロイア戦争の最終盤を描く。全14巻で8800行近くあり、イーリアスの半分強の長さである。 クイントゥスの...
9 KB (1,140 words) - 16:07, 1 June 2024
ニーレウス (category ギリシア神話の人物)
アポロドーロス、摘要(E)3・13。 ^ クレタのディクテュス、1巻17。 ^ ヒュギーヌス、97話。 ^ プリュギアのダレース、14。 ^ ピロストラトス『ヘーローイコス』。 ^ スミュルナのコイントス、6巻。 ^ クレタのディクテュス、4巻17。 ^ プリュギアのダレース、22。...
3 KB (346 words) - 17:23, 1 June 2024
ポダルケース (category ギリシア神話の人物)
ヘーシオドス断片154d(ベルリン・パピュルス)。 ^ アポロドーロス、1巻9・12。 ^ 『イーリアス』13巻685行-700行。 ^ スミュルナのコイントス、1巻233行-248行。 ^ スミュルナのコイントス、1巻818行以下。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) クイント...
3 KB (412 words) - 11:12, 22 March 2022
エペイオス (category ギリシア神話の人物)
クレタのディクテュス、5巻9。 ^ クレタのディクテュス、5巻11。 ^ スミュルナのクイントゥス、12巻。 ^ スミュルナのクイントゥス、13巻。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫、1953年。 クイントゥス『トロイア戦記』松田治訳、講談社学術文庫、2000年。 『ディクテュスとダーレスの...
5 KB (610 words) - 17:05, 1 June 2024
ポイニクス (category ギリシア神話の人物)
ヘシオドス(アポロドーロス引用、3巻1・1)。 ^ アントーニーヌス・リーベラーリス、40。 ^ オウィディウス『変身物語』8巻。ヒュギーヌス、173。 ^ 性的不能になった、の意。 ^ 『イーリアス』9巻430~484。 ^ アポロドーロス、3巻13・8。 ^ スミュルナのコイントス、3巻。 ^ 『イーリアス』9巻485~495。...
6 KB (705 words) - 16:34, 23 February 2023
ホーラー (category ギリシア神話の神)
^ ノンノス『ディオニューソス譚』12巻1行。 ^ ノンノス『ディオニューソス譚』38巻268行。 ^ スミュルナのコイントス『トロイア戦記』10巻334-336行。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) ヘシオドス『神統記』廣川洋一訳、岩波文庫(1984年)...
10 KB (816 words) - 12:10, 10 December 2022
アスカニオス (category アエネーイスの登場人物)
『イーリアス』2巻。ほかアポロドーロス、摘要(E)3・35。クレータのディクテュス、2巻35。プリュギアのダーレス、18。 ^ 『イーリアス』13巻。 ^ アポロドーロス、3巻12・5。ヒュギーヌス、90。 ^ スミュルナのコイントス、9巻。 ウィキメディア・コモンズには、アスカニオスに関連するカテゴリがあります。...
8 KB (986 words) - 11:39, 3 March 2022