• モンケテムル(Mängü-Temür、Möngke-Temür、? - 1280年?)は、ジョチ・ウルスの第6代宗主(ハン、在位:1267年 - 1280年?)。バトゥ(チンギス・カンの長男のジョチの次男)の次男のトクカンの次男。モンケテムルは中世モンゴル語発音で、テュルク語発音でマング・ティム...
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  • モンケ-アリクブケ系統の諸王はカイドゥとの戦いに際してシリギの乱を起こし、一時は多くのモンケ系諸王がカイドゥの勢力に投じた。クビライが亡くなりテムルが帝位に即くとモンケ系諸王は次々に元朝に投降し、テムル政権もカイドゥ勢力切り崩しのために投降者を優遇したため、モンケの後裔はモン...
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  • ジョチ・ウルス (category モンゴル帝国)
    1291年)…トクカンの子のダルブの子 ゴンチェク…トゥラ・ブカの弟 アルグイ…モンケ・テムルの長男 トグリルチャ…モンケテムルの子 トクタ(1291年 - 1312/13年)…モンケテムルの子 ウズベク・ハン(1313年 - 1342年)…モンケテムルの子のトグリルチャの子 ティーニー・ベク(ティニベク・ハン)(1342/43年)…ウズベク・ハンの子...
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  • モンゴル皇帝直轄であったマー・ワラー・アンナフルの諸都市を接収した。しかし、程なくその配分を巡って徐々に対立を深めていく。一方、チンギス・カンのホラズム・シャー朝征討以来マー・ワラー・アンナフルに多くの権益を有していたジョチ・ウルスでは、新当主モンケテムル...
    121 KB (16,166 words) - 09:44, 1 September 2024
  • テムルをアリクブケ家の子孫と見ている。 モンゴル年代記によると、卯年(1399年)に先代ハーンであるエルベクが殺害された後、ハーン位に即いたという。 1400年(建文2年)には燕王朱棣(後の永楽帝)が靖難の変の最中、「韃靼可汗クン・テムル(坤帖木児)」と「オイラト(瓦剌)王モンケテムル...
    7 KB (920 words) - 05:35, 12 January 2024
  • 元 (王朝) (category モンゴル帝国)
    モンケの子シリギらに叛乱を起こされ、ノムガンは副将アントンや同じく第9皇子ココチュらともども捕縛されてしまった。シリギら叛乱王族たちはカイドゥやモンケテムルに共に決起するよう呼び掛けたノムガンとココチュ兄弟をモンケテムル...
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  • ーサーを擁立したが、ジャライル部のハサン・ブズルグ(大ハサン)が取って替わりフレグの子モンケテムルの玄孫であるムハンマドを擁立した。一方でホラーサーンではチンギス・カンの弟ジョチ・カサルの後裔であるトガ・テムルが周辺諸侯からハンと認められつつあり、逃げのびたムーサ―と反乱を起こした。これは失敗に...
    33 KB (3,663 words) - 10:07, 18 May 2024
  • イェスン・テムルモンゴル語:ᠶᠢᠰᠦᠨᠲᠡᠮᠦᠷ、Yesün-Temür、漢字:也孫鉄木児、1293年11月28日 - 1328年8月15日)は、モンゴル帝国の第10代カアン(元としては第6代皇帝)。『集史』などのペルシア語表記では ييسون تيمور (Yīsūn Tīmūr)...
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  • トグス・テムルモンゴル語:ᠲᠡᠭᠦᠰ ᠲᠡᠮᠦᠷ, ラテン文字転写: Tögüs Temür)は、モンゴル帝国の第17代ハーン(北元としては第3代皇帝)。明朝の官選史料『明実録』では脱古思帖木児と記され、『新元史』『明史』といった後世の編纂物もこの表記を用いる。尊号はウスハル・ハーン(モンゴル語:ᠤᠰᠬᠠᠯ...
    13 KB (2,099 words) - 05:50, 12 January 2024
  • トダ・モンケ(Tödä-Möngke、Töde-Mängü、生没年不詳)は、ジョチ・ウルスの第7代宗主(ハン、在位:1280年? - 1287年)。バトゥの次男のトクカンの三男にあたり、先代のモンケテムルの同母弟である。中世モンゴル語発音ではトデ・モンケ。漢語資料では脱脱蒙哥、脱脱忙哥と表記され、ペルシア語資料では...
    5 KB (704 words) - 09:00, 4 March 2022
  • れるもので、事実に基づかない系図が創作されている。甚だしいのはジョチ家の系図(朮赤太子位)でバトゥ(抜都)、サルタク(撒里答)、モンケテムル(忙哥帖木児)、トダ・モンケ(脱脱蒙哥)、トクタ(脱脱)、ウズベク(月即別)らジョチ・ウルス歴代当主を全て兄弟関係にあるとしている。詰まるところ、これらの系...
    58 KB (2,894 words) - 00:08, 29 April 2024