• ヤエヤマヒルギ(八重山蛭木、八重山漂木、学名:Rhizophora stylosa Griff.)は、ヒルギヤエヤマヒルギ属の常緑高木。別名オオバヒルギ(大葉蛭木、大葉漂木)、シロバナヒルギ(白花蛭木、白花漂木)。日本ではヤエヤマヒルギの学名にRhizophora mucronata Lam. を用いる文献もあるが、R...
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  • 沖縄島(沖縄本島)には、オヒルギ、メヒルギヤエヤマヒルギヒルギモドキの4種が生育しており、このうちヒルギモドキは島北部の億首川の河口にしか見られない。ヤエヤマヒルギヒルギモドキについては、沖縄島が北限である。その他に、島北部東村の慶佐次、南部の漫湖等でマングローブが発達している。 久米島には、オヒルギ、メヒルギ...
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  • 世界では旧世界を中心に16属が分布しており、このうち日本では九州南部以南にオヒルギ、メヒルギヤエヤマヒルギの3属3種が自然分布する。 Anopyxis Blepharistemma Bruguiera オヒルギ属 - オヒルギ Carallia Cassipourea カッシポウレア属 - ピラーウッド(C...
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  • 広東省との境界に位置する山口鎮(中国語版)と沙田鎮(中国語版)にある北部湾沿岸の塩性湿地とマングローブからなる山口マングローブ生態国家級自然保護区(中国語版)はヤエヤマヒルギ(英語版)、ヒルギダマシなど14種のマングローブ植物の群生地で、クロツラヘラサギの生息地となっている。2002年にラムサール条約に登録された。...
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  • ヒルギ、ハマザクロ(マヤプシギ)、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ、メヒルギヤエヤマヒルギの計6種が生育している。群落としてはオヒルギヤエヤマヒルギ群落、ヒルギダマシ-ヤエヤマヒルギ群落、ヒルギモドキ群落があり、マングローブ林の大半をオヒルギヤエヤマヒルギ群落が占めている。次いでオヒルギ...
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  • キュウリのような胎生種子が確認できる オヒルギの呼吸根(膝根) (西表島・浦内) オヒルギの呼吸根。大型樹木は板根状となる オヒルギの花 (西表島・浦内) 熱帯および一部の亜熱帯の河口干潟など、汽水域の泥中に生育し、マングローブを形成する。日本のマングローブの帯状分布ではメヒルギヤエヤマヒルギ...
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  • タバガキ科の植物からなる一次林と二次林が発達している。季節性の浸水林にはカユプテ(英語版)、マングローブにはヤエヤマヒルギ属(英語版)、ツノヤブコウジ属(英語版)、オヒルギ属(英語版)、ヒルギダマシ属(英語版)の植物が多い。 島々の周辺にはイカとコウイカ類、藻場にはウミガメ、ジュゴン、ヒレシャコガイ...
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  • (英語版)などの魚類、アオウミガメなどのウミガメ、甲殻類、オオシャコガイ、海藻および植物など様々な生物が生息している。特に北部のノート村一帯のヤエヤマヒルギ(英語版)(Rhizophora stylosa)が優占種のマングローブ林はキリバスでマングローブが見られる数少ない地域である。2013年にラムサール条約登録地となった。...
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  • ヤエヤマヒルギでは、幹の根元より上から側面に根を出し、これが枝分かれしながら地中に向かう。その姿から支柱根と言う。同様のものはタコノキなどにも見られるが、ヤエヤマヒルギの場合は呼吸根の役割をかねていると見られる。 メヒルギやホウガンヒルギでは、根の一部が板状に顔を出し、板根と呼ばれる。...
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  • またはナハメカーラと呼び、上流の渓流域をヤーラヌカンと呼んだ。 中流左岸の斜面にはヤエヤマヤシが群生し、「ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」として国の天然記念物に指定されている。 下流にはオヒルギ、メヒルギヤエヤマヒルギなどからなる日本最大の面積を有するマングローブ林があり、これも「仲間川天然保護区域」として国の天然記念物となっている。...
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  • と呼び、珍味として酢などを付けて食す。また、タミロックが穿孔する樹種の成分に応じて、人々はタミロックの風味を楽しむ。例えば、ヤエヤマヒルギ (Rhizophora stilosa) に穿孔したタミロックは「甘い」、ホウガンヒルギ (Sonneratia caseolars) に穿孔したものは「苦い」などと評される。このタミロ...
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