リボヌクレアーゼ(ribonuclease, RNase)はリボ核酸を分解してオリゴヌクレオチドあるいはモノヌクレオチドにする反応を触媒する酵素。ヌクレアーゼの一種で、RNase(RNアーゼまたはRNエース)とも呼ばれる。 あらゆる生物に遍く存在する酵素で、内部からRNAを分解するエンドリボヌクレ...
7 KB (1,012 words) - 07:41, 25 June 2022
EC番号 (酵素番号) (section EC 4.-(付加脱離酵素(リアーゼ)))
リボヌクレアーゼ) EC 3.1.13.-(5'-リン酸モノエステル産生エキソリボヌクレアーゼ) EC 3.1.14.-(3'-リン酸モノエステル産生エキソリボヌクレアーゼ) EC 3.1.15.-(リボ核酸またはデオキシリボ核酸に作用する、5'-リン酸モノエステル産生エキソヌクレアーゼ) EC...
26 KB (4,577 words) - 04:24, 26 September 2023
エキソデオキシリボヌクレアーゼV EC 3.1.11.6 エキソデオキシリボヌクレアーゼVII EC 3.1.13.1 エキソリボヌクレアーゼII EC 3.1.13.2 エキソリボヌクレアーゼH EC 3.1.13.3 オリゴヌクレオチダーゼ EC 3.1.13.4 ポリ(A)特異的リボヌクレアーゼ EC...
99 KB (17,112 words) - 08:48, 25 March 2023
ヌクレアーゼ (en:英語版) は、核酸を末端から消化する。エンドヌクレアーゼ (en:英語版) は、標的分子の途中にある領域に作用する。これらはさらに、デオキシリボヌクレアーゼとリボヌクレアーゼに分類できる。前者はDNAに作用し、後者はRNAに作用する。 1960年代後半、科学者のスチュアー...
27 KB (3,597 words) - 09:29, 7 April 2024
伝令RNA (redirect from メッセンジャーリボ核酸)
ヌクレアーゼ、3'エキソヌクレアーゼ、および5'エキソヌクレアーゼを含むリボヌクレアーゼの組み合わせて、メッセージ(mRNAの意)を分解する。また、数十から数百ヌクレオチド長の小型RNA(英語版)(sRNA)が相補的な配列と塩基対を形成し、RNase III(英語版)によるリボヌクレアーゼ...
55 KB (7,131 words) - 13:57, 23 August 2024
エンドヌクレアーゼ(英: endonuclease)は、ポリヌクレオチド鎖内部のホスホジエステル結合を切断する酵素である。デオキシリボヌクレアーゼI(英語版)(DNase I)など一部の酵素はDNAを非特異的に(配列に関係なく)切断するが、一般的に制限酵素と呼ばれる多くの種類は特定のヌクレ...
12 KB (1,230 words) - 20:01, 15 December 2023
リボヌクレアーゼH(英: ribonuclease H、略称: RNase H/RNH)は、配列非特異的エンドヌクレアーゼのファミリーであり、RNA:DNAハイブリッド基質中のRNAの加水分解による切断を触媒する。リボヌクレアーゼHファミリーのメンバーは、細菌や古細菌から真核生物までほぼすべての生物に存在する。...
53 KB (6,734 words) - 02:40, 10 December 2023
リボヌクレオチド(Ribonucleotide)は、ペントース成分としてD-リボースを含むヌクレオチドである。核酸の前駆体であると考えられている。ヌクレオチドは、DNAやRNAを構築する基礎的なブロックである。リボヌクレオチド自体は、RNAの構成単位となるが、リボヌクレオチドレダクターゼ...
17 KB (2,138 words) - 06:17, 21 June 2020
デオキシリボヌクレアーゼ (deoxyribonuclease, DNase) はデオキシリボ核酸のホスホジエステル結合を切断してオリゴヌクレオチドないしモノヌクレオチドに分解する一群の酵素の総称。DNase(ディーエヌアーゼ、またはディーエヌエース)とも呼ばれる。 末端から分解してゆくエキソヌクレ...
1 KB (185 words) - 12:54, 24 December 2018
リボヌクレアーゼA(Ribonuclease A)は、一本鎖RNAを切断するエンドヌクレアーゼの1つである。RNAアーゼA(RNase A)とも言う。子牛の膵臓のRNAアーゼAは、古典的なタンパク質科学のモデル系として用いられた。 子牛の膵臓由来のRNAアーゼAは、アメリカ合衆国の食肉会社Armour...
5 KB (768 words) - 08:06, 31 March 2023
クリスチャン・アンフィンセン(Christian Boehmer Anfinsen, Jr.、1916年3月26日 – 1995年5月14日)は、アメリカ合衆国の生化学者。「リボヌクレアーゼの研究、特にアミノ酸配列と生物学的な活性構造の関係に関する研究」によって(アンフィンセンのドグマを参照)、1972年にノーベル化学賞を受賞した。...
4 KB (233 words) - 18:03, 5 December 2022