• リュキア(Lycia, リュキア語では Trm̃misa, ギリシア語では Λυκία)は古代の地名で、現トルコ南沿岸のアンタルヤ県とムーラ県の地域にあたる。古代にはこの地域には多くの都市国家があり、強く連携していた。また、ローマ帝国の時代にはリュキア属州と名づけられた属州であった。 リュキア...
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  • リュキア文字(リュキアもじ)とは、鉄器時代に小アジアで話されていたリュキア語を表記するための文字。 西方ギリシャ文字(エウボイア文字、クマエ文字)から派生した。 アルファベットはほぼ西方ギリシャ文字を踏襲している。一部の文字の音価は異なっている。 Unicodeでは、U+10280からU+1029...
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  • メラムプースの娘 アーソーポスの娘 リュキアのニュムペー の6人が知られている。以下に説明する。 このプロノエーは、プロメーテウスの母。神話学者カール・ケレーニイはプロノエーをプロメーテウスと対応関係にある名前とし、『オデュッセイアー』10巻2行の古註に名前が見えるプリュレイエーをプロノエーのことだと考えている。...
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  • しかし本当の父親はポセイドーンだともいう。 母親については、メガラ王ニーソスの娘エウリュメデーあるいはエウリュノメーとされる。 リュキア王イオバテースの娘ピロノエーとの間にイーサンドロス、ヒッポロコス、ラーオダメイアが生まれた。...
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  • リュキア語(リュキアご、Lycian language)は、紀元前5世紀から紀元前4世紀にアナトリア半島西南部のリュキア(今のトルコの一部)において古代リュキア人が話していた言語。 リュキアは今のトルコ南部のアンタルヤからフェトヒイェにかけての地域であり、とくにフェトヒイェ湾とアンタルヤ湾の間の山...
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  • サルペードーン(古希: Σαρπήδων, Sarpēdōn)は、ギリシア神話の人物で、小アジアのリュキア地方の王である。長母音を省略してサルペドンとも表記される。 ポイニーケー王アゲーノールの娘エウローペーとゼウスの子で、ミーノース、ラダマンテュスと兄弟。ホメーロスの叙事詩『イーリアス』では、ベレ...
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  • ミラのニコラオスあるいはミラの聖ニコラオ(270年頃 - 345年または352年12月6日)はキリスト教の主教(司教)、神学者である。小アジアのローマ帝国リュキア属州のパタラの町に生まれ、リュキアのミラで大主教をつとめた。1087年にイタリアのバーリに聖遺物(不朽体)が移されたために「バーリのニコラウス」とも呼ばれる。聖人...
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  • ミュラ、ミラ(Myra)は、小アジア南西部のリュキア地方にあった古代都市。その遺跡は現在、トルコのアンタルヤ県のデムレ(Demre、2005年まではカレ Kale)という小さな町の近くにある。地中海と山地の間に開けた沖積平野に位置し、デムレ川(古代のミュロス川)が遺跡のそばを流れている。...
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  • ンタルヤ県の県境あたりを境として、東側をキリキア (Κιλικία, Cilicia)、西側をリュキア (Λυκία, Lycia) と呼ばれていた。古代リュキアでは、先史時代よりインド・ヨーロッパ語族の言語を話すリュキア人が暮らしていた。一方のキリキアには、アナトリア半島では珍しく平野のある地域...
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  • を狂わせる悪霊タラクシッポスになったという。 このグラウコスは、ベレロポーンの子ヒッポロコスの子である。トロイア戦争のさいにサルペードーンとともにリュキア勢を率いてトロイアを救援し、ギリシア軍と戦った。 『イーリアス』初日、グラウコスは戦場でディオメーデースに遭遇したが、互いの祖父ベレロポーンとオイ...
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  • リュキア語(リュキア語Aまたは標準リュキア語)鉄器時代のリュキアで話された、ルウィ語の子孫言語。紀元前1世紀頃消えた。 ミリア語(英語版)(リュキア語B):かつてはリュキア語の方言とされたこともある。実質的に碑文1つしか知られていない。 リュディア語:アナトリア西部のリュディアに資料が残る。紀元前1世紀頃消えた。...
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