シェナブ川(シェナブがわ、Chenab)はインドとパキスタンを流れるインダス川水系の川。ヒマラヤ山脈の奥地ヒマーチャル・プラデーシュ州に発し、ジャンム・カシミール州からパンジャブ州を経過してサトレジ川と合わせ、インダス川に合流する。 シェナブ川は前期ヴェーダ時代より知られており、Chandrabhaga...
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パンジャーブの語源は、ペルシア語で「5つの水」を意味するパンジュ・アーブ (panj ab) で、この地を潤す5つの河川、北から順にインダス川とその4つの大きな支流、ジェルム川、シェナブ川、ラーヴィー川(英語版)、サトレジ川に由来する。パンジャーブはこれらの大河に囲まれた地域で、灌漑によって小麦・米の生産力に優れた豊かな農地となっ...
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シェナブ川の支流で、流域面積は3万3700km2、725kmの長さを有する。日本語だとジェールム川やジェーラム川とも訳される。古代にはヒュダスペス川とも呼ばれていた。(後述) アンジュム・スルタン・シャウバズは、自分の著書である「Tareekh-e-Jhelum」で川...
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ル湖)に源を発して、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州を通過し、インドとパキスタンの国境も流れてからパキスタンに入り、シェナブ川と合流後、ハーンプル(英語版) 近くでインダス川に合流する。1880年代より灌漑が行われている。 上流部のローパル湖(英語版)一帯はビロードカワウソ、ホッグジカ、サンバ...
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ェナーブ川、ラーヴィー川(英語版)、サトレジ川、ジェルム川、ビアース川及び北西辺境州とアフガニスタンから流れる2つの支流と共にシンドゥ七大河のデルタを形成する。 インダス川のインドでの名称はサンスクリット以来スィンドゥ(Sindhu)である。シンド州の名も川...
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000メートルのピール・パンジャル山脈(英語版)があり、ヒンドゥスターン平野とカシミール渓谷を隔てている。 ジェルム川やインダス川、ラービー川、タウィ川、シェナブ川は領内を流れている。 ジャンムー・カシミール連邦直轄領はジャンムー地方とカシミール渓谷地方の2地方から構成され、さらに20の県に細分される。...
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Lyall中尉に因んで付けられた。彼はシェナブ川下流を植民地にした。 「プル」は古代サンスクリット語で「都市」を表す。 1970年代後半、パキスタン政府はライオールプルから「ファイサラーバード」(ファイサルの都市)に改名した。パキスタンに経済援助を行ったサウジアラビアのファイサル王に因んでいる。 主な川 シェナブ川...
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インダス川のアレクサンドリア (インダスがわのアレクサンドリア、Alexandria on the Indus)は、かつてインダス川とシェナブ川の合流点に存在した都市。現在のパキスタンの都市ウチュの起源とされる。アレクサンドロス3世によって建設され、ディオドロスによればトラキア人兵士が入植し、現地民と合わせて人口10...
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を支配するアビサレス(英語版)王、そして最後が東部パンジャブのポロス王であった。 当時ポロスの領土はインダス川の支流のひとつヒュダスペス川(現在のジェルム川)からアケシネス川(現在のシェナブ川)にいたる肥沃な地域にあり、ギリシアの記録によれば騎兵4千、歩兵5万、戦車300、戦象200を動員できたとい...
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チャンド・ブリッジ(ウルドゥー語: چنڈ پل、英: Chund Bridge)は、パキスタン・イスラム共和国(通称:パキスタン)のシェナブ川に架かる、歩行者、自動車、鉄道(英語版)およびトラック用の鉄道道路併用橋である。 地元では、チャンド・プル(英: Chund Pull)として知られている。...
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ヒュダスペス河畔の戦い (redirect from ヒュダスペス川の戦い)
タキシラで暫く過ごしたアレクサンドロスであったが、ヒュダスペス川からアケシネス川(現:シェナブ川)に至る一帯の支配者であったポロスは、ヒュダスペス川近くの領主であったスピタケス(Spitaces、Spitakes)らと共にアレクサンドロスに対抗する姿勢を見せて、アレクサンドロスによるヒュダスペス川の渡河を阻止すべく、軍勢を率いて対岸に陣を構えた。...
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