• ゲージ粒子ゲージりゅうし、英: gauge boson)とは、素粒子物理学において、ゲージ相互作用を媒介するボース粒子の総称である。特にその相互作用がゲージ理論で記述されている素粒子間において、(仮想粒子として)ゲージ粒子の交換により力が生じる。 標準模型においては、電磁相互作用を媒介する光子、弱...
    7 KB (919 words) - 16:45, 28 January 2024
  • 粒子であり、半整数スピンの粒子はフェルミ統計に従うフェルミ粒子である。 素粒子の分類としては、理論における役割に基づいて大別され、素粒子間のゲージ相互作用を媒介するゲージ粒子、ヒッグス機構に関連したヒッグス粒子、物質を構成する物質粒子(matter particle...
    9 KB (1,120 words) - 14:26, 18 August 2023
  • (プランク分布) はボース=アインシュタイン統計から導かれる。 未発見の粒子について、重力を媒介するゲージ粒子の重力子 (グラビトン) がスピン2のボース粒子と考えられている。 質量を担うヒッグス粒子はスピン0のボース粒子である。 中間子はすべてボース粒子である。π中間子やK中間子、D中間子、B中間子はスピン0、...
    6 KB (733 words) - 09:07, 25 October 2023
  •  /陽電子 e+   ミュー粒子 μ−   タウ粒子 τ−   ニュートリノ ν 電子ニュートリノ ν  e ミューニュートリノ ν  μ タウニュートリノ ν  τ ボース粒子 ゲージ粒子 光子 γ ウィークボソン Wボソン W Zボソン Z グルーオン g スカラー粒子 ヒッグス粒子 H0   その他 ゴースト場...
    5 KB (327 words) - 08:59, 7 October 2022
  • グルーオン (redirect from 粒子)
    gluon)とは、ハドロン内部で強い相互作用を伝える、スピン1のボース粒子である。質量は0で、電荷は中性。「色荷(カラー)」と呼ばれる量子数を持ち、その違いによって全部で8種類のグルーオンが存在する。 膠着子(こうちゃくし)、糊粒子という呼び方もあるが、あまり使われない。 他のゲージ粒子...
    6 KB (709 words) - 22:32, 18 December 2022
  • BN 978-4-06-158849-3。  南部陽一郎、他『大学院素粒子物理1』講談社、1997年。ISBN 4-06-153224-3。  ワインバーグ=サラム理論 ベータ崩壊 ニュートリノ 弱い相互作用 ゲージ粒子粒子物理学 W'ボソンとZ'ボソン Particle Data Group...
    7 KB (696 words) - 15:18, 21 June 2024
  • 粒子の間には、スピン=1をもつゲージ粒子が交換される事によって力が伝達されると理解される。ゲージ粒子には、電磁相互作用を媒介する光子、強い相互作用を媒介するグルーオン、そして弱い相互作用を媒介するW、Z粒子がある。フェルミオンの種類によって、交換できるゲージ粒子...
    5 KB (373 words) - 19:28, 21 March 2024
  • グルイーノ (category フェルミ粒子)
    gluino)とは、超対称性粒子の一種であり、量子色力学で強い相互作用を媒介するゲージ粒子として導入されたグルーオンの超対称性パートナーである。 超対称性理論では、素粒子の標準理論に登場するゲージ粒子はスピンが1のボース粒子、即ちベクトル粒子であるので、その超対称性パートナー粒子は、ゲージ粒子...
    3 KB (224 words) - 07:07, 31 January 2024
  • 粒子の名の語頭にs-をつける。s-はスカラーの略で、フェルミオンに対する超対称性粒子はスピンが0のスカラー粒子であることを表す。略さず「スカラー」を頭につけることもある。 ボシーノ (bosino) ⇔ (通常の)ボソン ゲージーノ (gaugino) ⇔ ゲージ粒子 フォティーノ (photino)...
    5 KB (587 words) - 21:41, 2 December 2023
  • ゲージーノ(英: gaugino)とは、ゲージ理論を超対称性理論と組合せて予測されるゲージ粒子の超対称性パートナーであり、フェルミ粒子である。 最小超対称標準模型(minimal supersymmetric standard model, MSSM)では、以下のゲージーノが存在する。...
    2 KB (208 words) - 14:10, 13 July 2024
  • 標準模型 (category 素粒子物理学)
    標準模型の素粒子は力を媒介するスピン1のゲージ粒子、対称性を破るスピン0のヒッグス粒子、物質を構成するスピン1/2のフェルミオンからなる。 標準模型はヤン=ミルズ理論に従い、それぞれのゲージ群に対応するゲージ粒子が存在する。 SU(3)Cに対応するゲージ粒子はグルーオンと呼ばれている。...
    32 KB (3,759 words) - 13:51, 25 May 2024