シエラ・モレナ山脈(スペイン語: Sierra Morena)は、イベリア半島南部にある山脈。Sierra(シエラ)はスペイン語で山脈という意味でことから、単にシエラ・モレナ、或いはモレナ山脈とも表記される。 スペイン・エストレマドゥーラ州バダホス県、カスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダ・レアル県、...
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との交易拠点が大西洋岸のカディスに移されると、グアダルキビール川沿岸都市の重要性は低下した。 メセタは西部を除いて高い山脈に囲まれており、北はカンタブリア山脈、南はシエラ・モレナ山脈に阻まれている。メセタ中央部にはセントラル山系があり、メセタ北部(旧カスティーリャ)とメセタ南部(新カスティーリャ)を...
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月2日の反乱(英語版)を経て、ナポレオンはフランス軍から別働隊を編成して、反乱の中心地の鎮圧にあたらせた。そのうち、デュポン将軍率いる1隊はシエラ・モレナ山脈を越えて、アンダルシアを横断してフランス艦隊がスペインに投降した(英語版)カディスまで南下した。皇帝は2万の軍もあれば、抵抗を簡単に潰せると...
58 KB (8,305 words) - 00:31, 17 May 2023
エルバ県の海岸はコスタ・デ・ラ・ルスと呼ばれている。ウエルバ県の西側はポルトガルであり、グアディアナ川が国境の一部を成している。また北部にはシエラ・モレナ山脈などの山地が連なっている。 1833年スペイン地方行政区分再編ではスペイン全土に49の県が設置された。この際にウエルバ県も設置され、県都はウエルバに定められた。...
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ハエン県最大の面積を持つ自治体で、グアダルキビール川が流れている。北部はシエラ・デ・アンドゥハル自然公園、南部の谷や田園地帯はシエラ・モレナ山脈に含まれている。 近辺にある最古の定住地は、アシュール文化に属していた旧石器時代のものである。しかし新石器時代には、肥沃な土地での農業の発達、シエラ・モレナ山脈での鉱物発掘に後押しされて、青銅器時代の初期段階にあったと見られる。...
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メセタを縁取っている山地としてシエラ・モレナ山脈、カンタブリア山脈、イベリコ山系がある。シエラ・モレナ山脈は南メセタの南端にあり、グアダルキビール川流域の北端を形成している。東側でイベリコ山系に接続しており、西側でポルトガル南部の山地に接続している。標高はほとんど1,300mを越えることがないが、シエラ・モレナ山脈南麓は険しい地形である。...
56 KB (5,776 words) - 06:16, 1 September 2023
ベティコ山系はイベリア半島南東部にある多数の山脈で構成されており、スペインのアンダルシア州、ムルシア州、カスティーリャ=ラ・マンチャ州南部、バレンシア州の4自治州にまたがり、南西から北東方向に長く伸びている。ベティコ山系の北側にはグアダルキビール川の流域があり、この流域によってシエラ・モレナ山脈...
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1万トン)の産出が目立つ。そのほか、金、銀、亜鉛、銅、鉛、わずかながら錫も対象となっている。鉱山はプレート境界に近い南部地中海岸のシエラネバダ山脈とシエラ・モレナ山脈に集中している。水銀はシエラ・モレナ山脈が伸びるカスティーリャ地方のシウダ・レアル県に分布する。アルマデン鉱山は2300年以上に亘って、スペインの水銀を...
128 KB (15,040 words) - 20:38, 19 July 2024
845m)と17ヶ所のトンネル(合計16.03km)があり、カスティーリャ平野を横断している。トレドの南側では標高800mのシエラ・モレナ山脈を越え、ほぼ平地であるセビリアへ向かう。終点は本路線の開業約1年前に完成したセビリア=サンタ・フスタ駅(スペイン語版)である。...
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リナーレス(Linares)は、スペイン・アンダルシア州ハエン県のムニシピオ(基礎自治体)。 シエラ・モレナ山脈に位置する。農業、ウシの飼育が行われ、鉱山があることから通商路が交差する地点であった。 現在のリナーレスの前身とされる名が現れるのは、レコンキスタ完了前である。それまで数世紀に渡り存在し...
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ラ・カロリナ(La Carolina)は、スペイン・アンダルシア州ハエン県のムニシピオ(基礎自治体)。シエラ・モレナ山脈の山麓に位置する。 カルロス3世時代の1767年、フアン・デ・ラ・クルースが晩年を過ごしたペニュエラ修道院周辺につくられた計画都市である。1770年に町は完成し、ドイツ、スイス、フランドル地方からの移住者が大勢入植した。...
1 KB (115 words) - 15:10, 18 March 2021