• アツモリソウ亜科(Cypripedioideae)は、ラン植物の分類群の一つ。いずれも袋状の唇弁を持つ点が目立つが、それ以外にも独特の構造がある。 アツモリソウ亜科アツモリソウ属・パフィオペディルム属・フラグミペディウム属・セレニペディウム属・メキシペディウム属の5属からなる。その花の外見はほぼ...
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  • ヤクシマラン亜科 Apostasioideae ヤクシマラン属 Apostasia :ヤクシマラン アツモリソウ亜科 Cypripedioideae アツモリソウ属 Cypripedium :アツモリソウ・クマガイソウ・レブンアツモリソウ・コアツモリソウ・ホテイアツモリソウ・キバナノアツモリソウ その他...
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  • アツモリソウ(敦盛草、学名:Cypripedium macranthos var. speciosum、シノニムCypripedium macranthum var. speciosum)は、ランアツモリソウ属の多年草。 花は3 - 4cm程の袋状で、赤紫色。茎の頂上に通常1花、まれに2花つける。全体の高さ30...
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  • アツモリソウ属 Cypripedium は、ラン植物に含まれる分類群の一つ。温帯性で、大きな袋状の唇弁を持つ。 アツモリソウ属は、ランアツモリソウ亜科に所属する。この亜科に所属する四属の内、唯一温帯域に分布を持ち、一部は高山帯やツンドラなど、極めて寒冷な気候の地域にも生育する。...
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  • レブンアツモリソウ(礼文敦盛草、学名:Cypripedium marcanthum var. rebunense)は、北海道の礼文島(礼文町)にのみ生息する野生のランである。 和名の由来は礼文島特産のアツモリソウの変種であることから。アツモリソウの和名は、袋状の唇弁を持つ花の姿を、平家物語などの軍記...
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  • パフィオペディルム (category アツモリソウ亜科)
    蕊と呼ばれる。その下面の平らな部分が柱頭に当たる。雄しべは基部の左右側面にある。これは普通のランでは蕊柱の先端に雄しべ、基部下側に柱頭があるという配置と大きく異なり、アツモリソウ亜科の特徴である。同亜科の中では、中南米に産するフラグミペディウム属 Phragmipedium に共通性が多い。...
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  • クマガイソウ(熊谷草、学名:Cypripedium japonicum Thunb.)は、ランアツモリソウ属に分類される多年草の1種。大きな花をつけ、扇型の特徴的な葉をつける。 和名の由来は、アツモリソウともに、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実(くまがい...
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  • フラグミペディウム属 (category アツモリソウ亜科)
    Phragmipedium は、ラン植物の分類群の一つ。パフィオペディルム属によく似ている。洋ランとしての略号はPhrag.である。 フラグミペディウム属はランの多年草である。アツモリソウ亜科に属し、この亜科に共通する特徴である大きな袋状の唇弁を持つ。特に同じ亜科...
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  • 園芸植物大図鑑(1996),p.2894 ^ 遊川(1997),p.252 唐澤耕司監修、『蘭 山渓カラー図鑑』、(1996)、山と渓谷社 『園芸植物大事典 2』、(1994)、小学館 遊川知久、「その他のアツモリソウ亜科」:『朝日百科 植物の世界 9』、(1997)、朝日新聞社:p.25-252...
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  • Epidendroideae セッコク亜科 Orchidoideae チドリソウ亜科 Vanilloideae バニラ亜科 ヤクシマラン亜科 Apostasia wallichii アツモリソウ亜科 パフィオペディルム・ローウィ チドリソウ亜科 オルキス・イタリカ A B C D E F G...
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  • 同様の分布を見せる植物としては、以下のようなものが挙げられる。 アケビ:東アジアとチリ ウィンテラ:東南アジア、オーストラリア東岸、中央アメリカ、南アメリカ また、ランアツモリソウ亜科に属するものにはアツモリソウ属が北半球の温帯に広く分布し、他の三属が東南アジア、中南米にある。前川は、こ...
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