• ワインバーグ=サラム理論ワインバーグサラムりろん、英: Weinberg-Salam theory、WS理論)は、弱い相互作用と電磁相互作用を統一的に記述する電弱統一理論である。グラショウ=ワインバーグ=サラム理論(GWS理論)とも呼ばれる。 その名の示すとおり、シェルドン・グラショウ、スティ...
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  • スティーヴン・ワインバーグ(Steven Weinberg, 1933年5月3日 - 2021年7月23日)は、アメリカ合衆国出身の物理学者。アブドゥス・サラム、シェルドン・グラショーとともに、電磁気力と弱い力を統合するワインバーグサラム理論を完成させた。これによって、1979年にノーベル物理学賞を受賞した。...
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  • 場の量子論 (redirect from 場の理論)
    理論として用いられる。 素粒子物理学 素粒子の振る舞いを記述するのに用いられる。素粒子が反応し新たな素粒子となる現象はその一例である。量子電磁力学、ワインバーグサラム理論、量子色力学といった、実験によって検証されている理論や、弦理論等の仮説上の理論が、場の量子論を基礎として研究されている。...
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  • アブドゥッサラーム(ウルドゥー語: عبد السلام‎, Abdus Salam、1926年1月29日 - 1996年11月21日)は、パキスタンの物理学者である。スティーヴン・ワインバーグやシェルドン・グラショーとともにワインバーグサラム理論を完成させ、これにより1979年のノーベル物理学賞...
    7 KB (424 words) - 12:32, 11 October 2024
  • 大統一理論(だいとういつりろん、英語: grand unified theory, GUT)とは、電磁相互作用、弱い相互作用と強い相互作用を統一する理論である。幾つかのモデルが作られているが、未完成の理論である。 電磁相互作用と弱い相互作用の統一は電弱統一理論ワインバーグサラム理論...
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  • くりこみにより、場の量子論を電磁相互作用に適用した量子電磁力学が完成した。場の量子論にくりこみを用いる方法は、以後の量子色力学およびワインバーグサラム理論を構築する際の規範となる。 量子力学の摂動論では相互作用項を含まない自由ハミルトニアンの固有状態を初期状態にしてその時間発展を求めるため、...
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  • 電磁相互作用 (category インタラクション)
    理論より、相互作用を媒介する粒子が存在し、電磁相互作用の場合は光子が媒介する。電磁相互作用を媒介する光子を仮想光子と呼ぶ事もある。 また、電磁相互作用と弱い相互作用は1967年に、ワインバーグサラムによって統一された(ワインバーグサラム理論)。...
    3 KB (359 words) - 05:04, 14 June 2024
  • に拡張する必要性に気付いた。 ワインバーグサラムはヒッグス機構により対称性が自発的に破れて質量を与える理論を考えた。 この理論によりZボソンの存在と、Zボソンが関わる中性カレントというそれまでに無かった相互作用が予言された。 この予言によりグラショウ、サラム、およびワインバーグは1979年にノーベル物理学賞を受賞した。...
    7 KB (696 words) - 15:18, 21 June 2024
  • 万物の理論(ばんぶつのりろん、英: Theory of Everything; ToE)とは、自然界に存在する4つの力、すなわち電磁相互作用・弱い相互作用・強い相互作用・重力を統一的に記述する理論(統一場理論)の試みである。 このうち、電磁気力と弱い力はワインバーグサラム理論(電弱理論...
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  • 標準模型 (redirect from 標準理論)
    標準理論(ひょうじゅんりろん)または標準モデル(ひょうじゅんモデル)とも言う。多くの物理現象をほぼ的確に描写する仮説である。 標準模型は、強い相互作用についての量子色力学、弱い相互作用と電磁相互作用についてのワインバーグサラム理論をあわせた SU(3)c×SU(2)L×U(1)Y...
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  • ヒッグス機構によりゲージ対称性が自発的に破れた後に残る粒子がヒッグス粒子である。単にヒッグス粒子と呼ぶ場合はグラショウ=ワインバーグサラム模型において電弱対称性を破るヒッグス二重項を指す場合が多いが、これに限らずヒッグス三重項や、大統一理論のゲージ対称性を破るヒッグス粒子なども考えられている。...
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