カンフー・パンダ 4 伝説のマスター降臨
カンフー・パンダ 4 伝説のマスター降臨 | |
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Kung Fu Panda 4 | |
監督 | マイク・ミッチェル |
脚本 | ジョナサン・アイベル グレン・バーガー |
製作 | レベッカ・ハントリー |
出演者 | |
音楽 | ハンス・ジマー スティーブ・マザロ |
編集 | クリストファー・ナイツ |
製作会社 | ドリームワークス・アニメーション |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
公開 | 2024年3月8日 2024年12月4日(DVDスルー) |
製作国 | アメリカ合衆国 中国 |
言語 | 英語 |
前作 | カンフー・パンダ3 |
『カンフー・パンダ 4 伝説のマスター降臨』(原題: Kung Fu Panda 4)は、2024年のアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・アクション・コメディ映画。ドリームワークス・アニメーションが製作し、世界ではユニバーサル・ピクチャーズが配給している。『カンフー・パンダシリーズ』の第4作で、監督はマイク・ミッチェル。
ストーリー
ポーはピンさんとリー・シェンが営む店の新装開店イベントに出席する。その直後にポーはシーフーから「龍の戦士」を他の者に譲り、「精神の指導者」になるよう言われる。ポーは候補者を選ぼうとするが失敗する。
翡翠城に泥棒が入り、宝物を盗もうとする。犯人はジェンという名の泥棒であった。ポーはジェンを出し抜き、つかまえて刑務所に送ることにする。
鉱山で労働者たちから、宿敵のタイ・ランが戻ってきて、採石場全体を撃破したという連絡が平和の谷にもたらされる。ジェンは、魔術師のカメレオンがタイ・ランに化けているのだと言う。カメレオンは何にでも変身することができる。
ポーはジェンの協力を得て、カメレオンを打ち破るためジュニパーシティへ向かうが、心配した父親たちはポーに知らせず2人を追う。ポーとジェンは怪しい居酒屋で住民たちと戦い、その後ジュニパーシティに到着するが、ジェンがお尋ね者であることがわかる。2人は逮捕されそうになるが、盗賊の巣窟へ逃げ込み、ジェンとは旧知の仲で盗賊の巣窟の隊長であるハンと出会う。
ポーとジェンはカメレオンの住む宮殿に潜入するが、ポーが脱出のためジェンに知恵の杖を手渡したところ、ジェンはポーを助けずに遠ざかっていく。ジェンは実はカメレオンの二重スパイであった。ジェンがカメレオンから委任された任務は、魂の王国にアクセスする力を持つ知恵の杖をポーから奪うことであった。ポーはカメレオンに崖から突き落とされて転落死しそうになるが、ピンさんとリー・シェンにより助けられる。龍の戦士をやめることに不安を感じていたポーは、父たちから変化は良いことなのだと聞かされ、納得する。
カメレオンは知恵の杖を使って、かつての敵であるタイ・ラン、シェン大老、カイなど、亡くなったカンフーマスターたちを呼び出し、カンフー技を盗む。ポーを裏切ったことを後悔するジェンはポーと再会し、盗賊の巣窟に戻ってカメレオンとの対決を手伝ってくれるよう説得する。カメレオンの宮殿を守るコモドオオトカゲの軍勢と盗賊たちが戦う一方、ポーはカメレオンを説得しようとするが失敗する。2人は戦い、ジェンもポーに助太刀するが、カメレオンは数人のカンフーマスターからなるキメラに変身する。さらにカメレオンはポーに変身し、ポーは自分自身のニセモノと戦うことになる。カメレオンがポーを檻に閉じ込め、ポーから知恵の杖を渡されたジェンは、知恵の杖を使い、カメレオンに渾身の一撃を加える。さらに檻から出たポーは知恵の杖を使ってカメレオンを破る。その後、盗まれたカンフー技を全てもとの使い手たちに返却し、全員を魂の王国へ戻す。かつての宿敵だったタイ・ランはポーに感謝してカメレオンを魂の王国へと連れていく。
ポーはジェンを後継者に選ぶ。シーフーはこの選択にイラつく。自分の選択に自信を持つポーとマスター・ファイブたちはジェンが龍の戦士になるための訓練を開始する。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- ポー・ピン
- 声 – ジャック・ブラック(佐藤せつじ)
- 龍の戦士の称号を放棄したあと、指導者になろうとしている ジャイアントパンダ。
- ジェン
- 声 – オークワフィナ(冠野智美)
- 指名手配中の泥棒のコサックギツネ。ポーに同行することとなる。
- カメレオン
- 声 – ヴィオラ・デイヴィス(幸田直子)
- 他人の能力を吸収することでカンフーや容姿をコピーできる極悪な魔術師のカメレオン。
- シーフー老師
- 声 – ダスティン・ホフマン(樋浦勉)
- ポーの師匠のレッサーパンダ。
- ピンさん
- ジェームズ・ホン(龍田直樹)
- ポーの養父のシナガチョウ。
- リー・シェン
- ブライアン・クランストン(浦山迅)
- 『カンフー・パンダ3』で再会したポーの実の父。
- ハン
- キー・ホイ・クァン
- 盗賊のリーダーのマレーセンザンコウ。
- タイ・ラン
- イアン・マクシェーン
- かつてシーフー老師の養子で弟子だった傲慢で攻撃的な性格のユキヒョウ。ポーとの激闘の末に魂ごと死者の国へと送られる形で倒されたが、カメレオンの手により死者の国から帰還することとなる。
- グラニー・ボア
- ロリー・タン・チン
- 自信の牙を取り出して武器として使用できる年配のイノシシ。
- キャプテン・フィッシュ
- ロニー・チェン
- ペリカンの口の中に住む緑色のアジアアロワナ。
- パンダ・ピッグ
- MrBeast
設定・用語
- 知恵の杖 (Staff of Wisdom)
声優について
2023年5月、オークワフィナが映画の声のキャストに加わったと報じられた[1]。
製作
2010年12月3日、当時のドリームワークス・アニメーションCEOジェフリー・カッツェンバーグは、このシリーズは『カンフー・パンダ3』の後にさらに3本の続編が製作され、映画シリーズは6本になる可能性があると述べた[2]。
公開・マーケティング
2022年8月13日にTwitterにて制作・公開日を発表[3]。
日本では劇場公開されず、2024年12月4日にブルーレイ・DVDが発売される予定[4]。
脚注
注釈
出典
- ^ Brandon (May 17, 2023). “オークワフィナ、カンフー・パンダ4に出演”. ScreenSpy. July 21, 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。July 21, 2023閲覧。
- ^ O'Hara, Helen (December 3, 2010). “Katzenberg Talks DreamWorks Sequels”. Empire. May 31, 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。September 24, 2019閲覧。
- ^ Dreamworksのツイート(1558181533055193088)
- ^ “カンフー・パンダ 4 伝説のマスター降臨”. NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2024年9月22日閲覧。