コンプライアンス 服従の心理
コンプライアンス 服従の心理 | |
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Compliance | |
監督 | クレイグ・ゾベル |
脚本 | クレイグ・ゾベル |
原案 | マイケル・マーコウィッツ |
製作 | クレイグ・ゾベル ソフィア・リン テオ・セナ リサ・マスカット タイラー・デヴィッドソン |
製作総指揮 | デヴィッド・ゴードン・グリーン カリーナ・アルヴズ ジェイムズ・ベルファー |
出演者 | アン・ダウド ドリーマ・ウォーカー パット・ヒーリー |
音楽 | ヘザー・マッキントッシュ |
撮影 | アダム・ストーン |
編集 | ジェーン・リッツォ |
製作会社 | ドッグフィッシュ・ピクチャーズ |
配給 | マグノリア・ピクチャーズ アット エンタテインメント |
公開 | 2012年1月21日(SFF) 2012年8月17日 2013年6月29日 |
上映時間 | 90分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $319,285[2] |
『コンプライアンス 服従の心理』(コンプライアンス ふくじゅうのしんり、Compliance)は、2012年のアメリカ合衆国のスリラー映画[3]。クレイグ・ゾベル監督・脚本、アン・ダウド、ドリーマ・ウォーカー、パット・ヒーリー出演。2004年に起こったストリップサーチいたずら電話詐欺を基にした物語である[4]。ダウドは本作の演技によりナショナル・ボード・オブ・レビュー賞助演女優賞を受賞した。
ストーリー
[編集]ファストフード店でマネージャーをしている中年女性サンドラは、ある日、警察官を自称するダニエルズからの電話を受ける。ダニエルズはサンドラの店の従業員が金を盗んだと述べる。サンドラはダニエルズの証言からベッキーが容疑者であると考え、呼び出した。ベッキーは盗んではいないと主張すると、ダニエルズは彼女を身体検査するように要求する。そして、サンドラはマネージャーとして、従業員を管理する責任があると思い、ダニエルズの言うとおりに身体検査を実行していくのであった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- サンドラ - アン・ダウド(滝沢ロコ)
- ベッキー - ドリーマ・ウォーカー(渡邉佳美)
- ダニエルズ - パット・ヒーリー(板取政明)
- ヴァン - ビル・キャンプ(河合みのる)
- ケヴィン - フィリップ・エッティンガー
- ニールス - ジェームズ・マキャフリー
- マーティ - アシュリー・アトキンソン(臼井貴子)
- コニー - ニキヤ・マティス(虎渡瑞季)
公開
[編集]2012年1月にサンダンス映画祭でプレミア上映された[5]。アメリカ合衆国では2012年8月17日に限定公開された。
評価
[編集]Rotten Tomatoesでは127件のレビューで支持率は89%となった[6]。
受賞とノミネート
[編集]賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
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ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞[7][8] | 助演女優賞 | アン・ダウド | 受賞 |
インディペンデント・スピリット賞 | 助演女優賞 | アン・ダウド | ノミネート |
クリティクス・チョイス・アワード | 助演女優賞 | アン・ダウド | ノミネート |
セントルイス映画批評家協会賞 | 助演女優賞 | アン・ダウド | 受賞 |
オンライン映画批評家協会賞 | 助演女優賞 | アン・ダウド | ノミネート |
トロント映画批評家協会賞 | 助演女優賞 | アン・ダウド | 次点 |
ファンゴリア・チェーンソー賞 | 助演女優賞 | ドリーマ・ウォーカー | ノミネート |
なお、配給元のマグノリア・ピクチャーズは本作の採算割れを理由に、アン・ダウドの賞レース参戦のための全米俳優組合会員とアカデミー賞への投票権を持つ者への試写用DVDの配布をしなかった。そのために、アン・ダウドは借金をして試写用DVD配布の費用1万3000ドルを調達した。[9]
出典
[編集]- ^ “COMPLIANCE (15)”. 全英映像等級審査機構 (2013年3月13日). 2013年3月13日閲覧。
- ^ “Compliance”. Box Office Mojo. 2013年3月15日閲覧。
- ^ Buchanan, Jason. “Compliance”. Allmovie. Rovi Corporation. December 24, 2012閲覧。
- ^ “Movie inspired by McDonald's strip-search hoax in Bullitt County prompts raves, walkouts”. The Courier-Journal. (August 17, 2012) August 17, 2012閲覧。
- ^ “2012 Sundance Film Festival Announces Films in Spotlight, Park City at Midnight, Next <=> and New Frontier”. www.sundance.org. (December 1, 2011) June 28, 2012閲覧。
- ^ “Compliance (2012)”. Rotten Tomatoes 2013年3月15日閲覧。
- ^ “National Board Of Review Winners: 'Zero Dark Thirty,' Bradley Cooper, Jessica Chastain”. 2012年12月5日閲覧。
- ^ “Royal Entrances For Budding Stars”. New York Times. (May 4, 2012) June 28, 2012閲覧。
- ^ “For 'Compliance' Star Ann Dowd, One Expensive Oscar Campaign”
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2015年2月12日アーカイブ分)
- コンプライアンス 服従の心理 - allcinema
- コンプライアンス 服従の心理 - KINENOTE
- Compliance - IMDb