せん断
せん断(剪断[1]、せんだん)あるいはシア (英語: shear)とは、はさみなどを使って挟み切るように、物体や流体の内部の任意の面に関して面に平行方向に力が作用[要曖昧さ回避]することである。
固体のせん断
[編集]はさみで物体を切る場合、2つの刃はすれちがうわけで、切られる物体はせん断力によって破壊される。
板金加工などにおいて、板の打抜きを行うことをせん断加工という。
自動車の雪道用タイヤは、タイヤの溝の中で圧縮された雪の「雪柱せん断力(せきちゅうせんだんりょく)」によって、トラクション(駆動力)やグリップ(耐横力〈たいよこりょく〉や制動力)を得ている。
流体のせん断
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脚注
[編集]- ^ 「剪」の文字が現在常用漢字に含まれておらず、「せん断」と表記されることもあり、本記事では学術用語集に準じて「せん断」の表記で統一する。“オンライン学術用語集検索ページ”. 学術用語集. 文部科学省・国立情報学研究所. 2015年12月1日閲覧。