パティ・シーハン
Patty Sheehan | |
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基本情報 | |
名前 | パティ・シーハン |
生年月日 | 1956年10月27日(68歳) |
身長 | 160 cm (5 ft 3 in) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アメリカ合衆国・バーモント州ミドルベリー |
経歴 | |
プロ転向 | 1980年 |
成績 | |
優勝回数 | メジャー:6勝 LPGAツアー:35勝 |
初優勝 | 1981年マツダジャパンクラシック |
ベストスコア | 63 |
賞金ランク最高位 | LPGAツアー・2位(1983年、1984年、1988年、1990年、1993年) |
殿堂表彰者 | |
選出年 | 1993年 |
パティ・シーハン(Patty Sheehan、1956年10月27日 - )はバーモント州ミドルバリー出身のアメリカ合衆国の女子プロゴルファー。1980年からLPGAツアーに参戦し、メジャー6大会を含む通算35勝をあげている。
アマチュア時代
[編集]シーハンは1972年から1974年にかけてネバダ高校選手権に3連勝し、1975年から1978年までネバダ州アマチュア大会で連覇し、1977年と78年にカリフォルニア女子アマチュア大会で2連勝している。1979年の全米女子アマチュアゴルフ選手権で2位となり、1980年には大学女子競技スポーツ連盟 (AIAW - 現在はNCAAに機能が受け継がれている) の全国大会で個人優勝を果たした。1980年、カーティスカップ・アメリカチームのメンバーとして全勝した。彼女はネバダ大学リノ校とサンノゼ州立大学に通った。
プロ転向後
[編集]1980年にプロに転向し、LPGAツアーに参戦。1981年にマツダジャパンクラシックで初優勝を飾り、同年のLPGAルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出された。1980年代を通じて強豪選手として活躍し、1983年と1984年には4勝ずつあげ、メジャー大会の全米女子プロゴルフ選手権に2連勝した。1983年はLPGAプレーヤー・オブ・ザ・イヤーも獲得している。1987年にはスポーツ・イラストレイテッドが選ぶスポーツマン・オブ・ザ・イヤーの1人となった。
シーハンの1990年代は1990年の年間5勝という成績から始まった。1992年と1994年の全米女子オープンで優勝し、1993年の全米女子プロゴルフ選手権を制し、1996年のナビスコ・ダイナ・ショア大会に勝利した。これが彼女のLPGAツアーにおける最後の優勝となった。通算30勝目をあげた1993年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしている[1]。1982年から1993年まで、常にLPGA賞金ランキングの上位10位以内に入った。
シーハンはレズビアンである事を公表した、初めてのLPGAプレーヤーである[2]。シーハンとパートナーのレベッカ・ガストンには2人の養子がいる。
LPGAツアーの優勝歴
[編集]通算35勝。太字はメジャートーナメント大会。
- 1981年:マツダジャパンクラシックの1勝
- 1982年:3勝
- 1983年:全米女子プロゴルフ選手権など4勝
- 1984年:全米女子プロゴルフ選手権など4勝
- 1985年:2勝
- 1986年:3勝
- 1988年:マツダジャパンクラシックなど2勝
- 1989年:ロチェスター・インターナショナルの1勝
- 1990年:ロチェスター・インターナショナルなど5勝
- 1991年:1勝
- 1992年:全米女子オープンなど3勝
- 1993年:全米女子プロゴルフ選手権など2勝
- 1994年:全米女子オープンの1勝
- 1995年:ロチェスター・インターナショナルなど2勝
- 1996年:ナビスコ・ダイナ・ショア大会の1勝
LPGAツアー以外の優勝
[編集]- 1992年:全英女子オープン※
- 1992年:ウェンディーズ・3ツアー・チャレンジ (Wendy's 3-Tour Challenge - ナンシー・ロペス、ドッティー・ペッパーと共に)
LPGAメジャー大会の成績
[編集]トーナメント | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 |
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ナビスコ・ダイナ・ショア大会 † | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... |
全米女子プロゴルフ選手権 | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP |
全米女子オープン | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | CUT | CUT | CUT | CUT | DNP |
デュモーリエ・クラシック | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | ... | DNP | T28 |
トーナメント | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 |
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ナビスコ・ダイナ・ショア大会 | ... | ... | T30 | T8 | T7 | T38 | 2 | T63 | T23 | T11 |
全米女子プロゴルフ選手権 | CUT | DQ | 1 | 1 | T38 | 2 | T7 | CUT | 7 | T5 |
全米女子オープン | T6 | T29 | T2 | T5 | T12 | T44 | T21 | 2 | T17 | 2 |
デュモーリエ・クラシック | 6 | 11 | T5 | T8 | T10 | T22 | CUT | T23 | T4 | 2 |
トーナメント | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 |
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ナビスコ・ダイナ・ショア大会 | T3 | T3 | T12 | T19 | T43 | 1 | 63 | T42 | T73 | T47 |
全米女子プロゴルフ選手権 | T64 | T7 | 1 | T7 | T3 | T10 | CUT | CUT | DNP | T46 |
全米女子オープン | T15 | 1 | 6 | 1 | T10 | T14 | T9 | CUT | DNP | CUT |
デュモーリエ・クラシック | CUT | T13 | DNP | T11 | T25 | DNP | DNP | T59 | DNP | DNP |
トーナメント | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 |
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クラフト・ナビスコ選手権 † | CUT | 71 | T70 | CUT | CUT | CUT | DNP |
全米女子プロゴルフ選手権 | DNP | CUT | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP |
全米女子オープン | DNP | CUT | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP |
全英女子オープン ^ | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP | DNP |
† 現在ANAインスピレーションとして知られているこのトーナメントは1999年までナビスコ・ダイナ・ショア大会であった。2000年にナビスコ選手権になり、2015年に現在の名称となった。
^全英女子オープンは 2001年からデュモーリエ・クラシックの代わりにLPGAメジャー大会に昇格した。
LA = ローアマチュア(最優秀アマチュア選手)
DNP = 出場せず
CUT = 予選落ち
WD = 棄権
DQ = 出場資格無し
... = メジャー大会ではなかった
"T" = 複数の選手と順位を分け合った(タイ)
グリーン地は優勝、黄色地はトップ10入りを表している。
脚注
[編集]- ^ “World Golf Hall of Fame Profile: Patty Sheehan” (英語). World Golf Village.com. 2009年9月1日閲覧。
- ^ “GLAAD Applauds Veteran Golfer Patty Sheehan for Coming Out” (英語). Queer Resources Directory.org (1998年4月11日). 2009年9月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- パティ・シーハン - 全米女子プロゴルフ協会のプロフィール
- LPGAプレーヤー略歴
- 略歴 - about.com