ブランドX

ブランドX
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル ジャズ・ロックフュージョン
活動期間 1975年1980年
1992年1999年
2016年
レーベル カリスマ・レコード
Passport Records
CBS/エピック・レコード
Ozone Records
Cleopatra Records
共同作業者 ジェネシス
ピーター・ガブリエル
フィル・コリンズ
公式サイト Brand X (OfficialBrandX) - Facebook
メンバー クリス・クラーク
スコット・ワインバーガー
ケニー・グロホフスキー
リック・フィエラブラッチ
旧メンバー ジョン・グッドソール
パーシー・ジョーンズ
ジャック・ランカスター
モーリス・パート
フィル・コリンズ
ロビン・ラムリー
ケンウッド・デナード
J・ピーター・ロビンソン
フランク・カッツ
マイク・クラーク
ジョン・ギブリン
フランツ・プッシュ
マーク・ワグノン
ピエール・ムーラン
クリス・ショブリング
ほか

ブランドXBrand X、ブランドエックス)は、イギリスジャズ・ロックフュージョンバンド

略歴

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1975年にジョン・グッドソール(ギター)、パーシー・ジョーンズベース)、ロビン・ラムリー(キーボード)、ジャック・ランカスターウッドウィンド)らで結成。セッションには何人かのドラマーが招かれた。その中にはビル・ブルーフォードもいたがキング・クリムゾンとの契約上正式に参加できず、最終的にジェネシスフィル・コリンズがその座についた(「コリンズのソロ・プロジェクト」と思われがちであるが、彼はあくまでメンバーの一人としての参加である)。

1976年に第1作アルバム『アンオーソドックス・ビヘイヴィアー』(当時の邦題は『異常行為』)を発表する。タイトなリズムと構成を重視しており、即興性の強いイギリスのジャズ・ロックというよりは、当時アメリカで流行していたフュージョンの色が濃いものだった。どのアルバムも大きなチャートアクションは残していないが、卓越した演奏はジャズ・ロック・ファンの支持を得た。

その後、方向性の違いによってバンドが二分する(「分裂」ではなく、ブランドXの名を共有する2チームがアルバムの中で共存する、という形式であった)など活動の仕方が流動的となるが、バンド自体は1980年まで継続。休止期間を経て1992年からグッドソールとジョーンズが中心となってバンドが復活し、1999年まで活動を続けた。

2016年、グッドソールとジョーンズを中心に、旧メンバーのケンウッド・デナード、そして新加入のクリス・クラーク、スコット・ワインバーガーというラインナップで再結成。ツアーを開始した。

2020年10月、創設メンバーのパーシー・ジョーンズが脱退[1]。そして翌2021年9月、中心的存在であったジョン・グッドソールが肺炎のため入院し、11月に死去[2]2023年には、創設メンバーのロビン・ラムリーが死去した[3]

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『アンオーソドックス・ビヘイヴィアー』 - Unorthodox Behaviour (1976年) ※旧邦題『異常行為』
  • 『モロッカン・ロール』 - Moroccan Roll (1977年)
  • 『マスクス』 - Masques (1978年)
  • 『プロダクト』 - Product (1979年)
  • 『ドゥ・ゼイ・ハート?』 - Do They Hurt? (1980年)
  • 『イズ・ゼア・エニシング・アバウト?』 - Is There Anything About? (1982年) ※当初明言されていなかったが、アウトテイク集。旧邦題『だ・れ・だ?』
  • 『Xコミュニケーション』 - Xcommunication (1992年)
  • 『マニフェスト・デスティニー』 - Manifest Destiny (1997年)

ライブ・アルバム

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  • 『ライヴストック』 - Livestock (1977年)
  • 『ライヴ・アット・ザ・ロキシー』 - Live at the Roxy L.A. (1996年)
  • 『タイムライン』 - Timeline (2000年)
  • But Wait... There's More! - LIVE 2017 (2017年)
  • Locked & Loaded (2018年)
  • Live from the Rites of Spring Festival (2018年)
  • 『ライヴボックス/オフィシャル・ブートレグ』 - Livevox (The Official Bootleg) (2020年) ※6枚組

コンピレーション・アルバム

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  • Xtrax (1986年) ※ベスト・アルバム
  • 『ミッシング・ピリオド -異常行為前夜-』 - Missing Period (1997年) ※初期の未発表セッション集
  • 『Xファイルズ〜20イヤー・レトロスペクティヴ』 - X-Files: A 20 Year Retrospective (1999年) ※サイド・プロジェクトの楽曲を含む
  • Trilogy (2003年) ※『Xコミュニケーション』『マニフェスト・デスティニー』+1979年のライブ・ディスクで構成
  • Nuclear Burn (2014年) ※4CDボックスセット

関連アルバム

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  • 『ピーターと狼』 - The Rock Peter and the Wolf (1975年) ※ジャック・ランカスターとロビン・ラムリーによるアルバム。ヴィヴィアン・スタンシャル、マンフレッド・マンゲイリー・ブルッカークリス・スペディングゲイリー・ムーアステファン・グラッペリブライアン・イーノキース・ティペットジョン・ハイズマンビル・ブルーフォード、フィル・コリンズ等をフィーチャー。
  • 『マースケイプ』 - Marscape (1976年) ※ジャック・ランカスターとロビン・ラムリーによるアルバム。ジョン・グッドサル、パーシー・ジョーンズ、フィル・コリンズ、バーニー・フロスト、モーリス・パート、サイモン・ジェフスをフィーチャー。
  • 『プレジャー・シグナルズ』 - Pleasure Signals (1978年) ※ダニー・ワイルディングとピート・ボーナスによるアルバム。ジョン・グッドサル、フィル・コリンズ、ジョン・ギブリン、プレストン・ヘイマン、モーリス・パート等参加
  • 『ヌオヴェ・ムジーケ』 - Nuove Musiche (2000年) ※サラ・ピロー (Sarah Pillow)のアルバム。日本盤表記はブランドX&サラ・ピロー名義。ジョン・グッドサル、パーシー・ジョーンズ、フランク・カッツ、マーク・ワグノン等参加
  • 『リミキセズ』 - Remixes (2003年) ※サラ・ピローのアルバム。日本盤表記はサラ・ピロー・ウィズ・ブランドX名義。ジョン・グッドサル、パーシー・ジョーンズ、フランク・カッツ、マーク・ワグノン等参加

脚注

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  1. ^ ブランドXから創設メンバーのパーシー・ジョーンズが脱退”. amass (2020年10月4日). 2021年11月14日閲覧。
  2. ^ ブランドXのギタリスト、ジョン・グッドソールが死去”. amass (2021年11月13日). 2021年11月14日閲覧。
  3. ^ ブランドXの創設メンバー キーボーディストのロビン・ラムリー死去”. amass (2023年3月11日). 2023年3月13日閲覧。

外部リンク

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