プレッサイト
プレッサイト(Plessite)は、オクタヘドライト型鉄隕石中に見られるカマサイトとテーナイトの微細粒の混合物である。ギリシア語で「埋めるもの」を意味する"plythos"という言葉に由来し[1]、ウィドマンシュテッテン構造が見られるカマサイトとテーナイトの大きな帯の境目に見られる。
形成機構や形態の異なる多くの種類のプレッサイトが存在する。Buchwaldの"Iron Meteorites"やMassalskiの"Speculations about Plessite"に掲載されたプレッサイトの種類には、以下のようなものがある。
- 針状(I型)
- 黒色(II型)
- 細胞状(III型)
- 櫛状
- 網状
- 真珠状
- 楕円体状
出典
[編集]Goldstein, J. I. Michael, J. R., 2006, "The formation of plessite in meteoritic metal", Meteoritics & Planetary Science Vol 41; No. 4, pages 553-570. Full text online.