ベントレー・ミュルザンヌ (1980-1992)

ベントレー・ミュルザンヌ
ベントレー・ミュルザンヌ
概要
販売期間 1980年 - 1993年
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダン
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 水冷V型8気筒OHV6,747cc
変速機 3速AT
車両寸法
ホイールベース 3,061mm
3,161mm
系譜
先代 ベントレー・T2
後継 ベントレー・ターボR
ベントレー・ブルックランズ
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ミュルザンヌMulsanne )はイギリスの自動車メーカーであるベントレーモーターズ1980年から1992年まで製造・販売していた高級車である。コンチネンタルTアズールなどの派生車種は2000年代まで販売された。名前はル・マン24時間レースで5勝したことに代表されるベントレーのレースの歴史に由来する。ミュルザンヌストレートはル・マン24時間レースで使用されるサルト・サーキットの最も長いストレートの名前である。

ミュルザンヌ

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ミュルザンヌはアルミニウム合金製シリンダーヘッドを持つ6.75リットルロールス・ロイスV型8気筒エンジンを搭載する。1996年から2つのSUキャブレターボッシュ燃料噴射装置に置き換えられた。トランスミッションは3速ATが搭載される。

ミュルザンヌ・ターボ

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ミュルザンヌ・ターボは1982年のサロン・アンテルナショナル・ド・ロトで発表され、1985年まで製造された。ギャレット・エアリサーチ(Garrett AiResearch)製ターボチャージャーの搭載により、最高出力は50%増加した。インテリアには非常に光沢のあるウォルナットや、傷のない革、ウールのカーペットやヘッドライニングが奢られた。498台のショートホイールベース版と18台のロングホイールベース版が生産された。

1985年、ミュルザンヌ・ターボは同じエンジンの燃料噴射装置版を搭載するターボRに置き換えられた。

ブリティッシュレーシンググリーンのミュルザンヌ・ターボは007シリーズにジョン・ガードナーによる『不死身な奴はいない』(Nobody Lives Forever )と『独立戦争ゲーム』(Role of Honour )の2回登場している。

ミュルザンヌ・S

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1987年、古くなってきたミュルザンヌのテコ入れのため、ミュルザンヌ・Sが導入された。このモデルはターボチャージャーがない以外はターボRに類似していた。ターボRと同様のアルミニウムホイールやインテリアのほかスポーツ仕様のサスペンションが採用された。1987年、角形ヘッドライトが丸目4灯に変更された。ミュルザンヌ・Sは1992年まで生産された。

派生車種

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ミュルザンヌは同時に発売されたロールス・ロイス・シルヴァースピリットおよびシルヴァースパー兄弟車である。1998年に導入されたベントレー・アルナージの登場まで、全てのベントレーのベース車に使用された。

生産台数

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車種 販売期間 合計生産台数 ショートホイールベース ロングホイールベース リムジン
ミュルザンヌ 1980年–1987年 533台 482台 39台 2台
ミュルザンヌ・ターボ 516台 498台 18台
ミュルザンヌ・S 1987年–1992年 970台 909台 61台

参考文献

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外部リンク

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