ムアントン・ユナイテッドFC
ムアントン・ユナイテッドFC | ||||
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原語表記 | Muangthong United Football Club สโมสรฟุตบอลเมืองทอง ยูไนเต็ด | |||
愛称 | The Kirins Twin Qilins (กิเลนผยอง) | |||
クラブカラー | 赤・黒・白 | |||
創設年 | 1989年 | |||
所属リーグ | タイ・リーグ1 | |||
ホームタウン | ノンタブリー県ムアントンターニー | |||
ホームスタジアム | サンダードーム・スタジアム | |||
収容人数 | 13,000 | |||
代表者 | ウィラック・ロートン | |||
監督 | ジーノ・レッティエリ | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
ムアントン・ユナイテッドFC(タイ語: สโมสรฟุตบอลเมืองทอง ยูไนเต็ด, 英語: Muangthong United Football Club)は、タイ中部、ノンタブリー県ムアントンターニーをホームタウンとする、タイプロサッカーリーグに加盟するプロサッカークラブ。愛称はThe Kirins(麒麟)またはTwin Qilins。
概要
[編集]1989年にウォラウィ・マクディによってNorgjorg Pittayanusorn Football Clubとして設立。その後、2002年にFC Norgjorg Black Pearl、2003年にFC Globlex Norgjorgに改名し、2004年にNorgjorg Pittayanusorn FCに戻ったが、この時期は成功を収めることができなかった。2007年、サヤーム・ギーラー等を発行するタイ最大のスポーツメディア企業、サイアム・スポーツ・シンジケートによって買収され、本拠地をサンダードーム・スタジアムに移転してムアントン・ユナイテッドFCに改名した。
裕福になったクラブは瞬く間に成功を収める。2007年にリージョナルリーグ・ディビジョン2(当時3部)で優勝してディビジョン1(2部)に昇格し、さらにわずか1年でタイ・プレミアリーグ(1部)に昇格。TPL最初のシーズンにティーラテープ・ウィノータイやティーラシン・デーンダーらスター選手を獲得して2009年、2010年と2年連続でリーグ優勝を果たした。
2012年2月にサイアム・セメント・グループがクラブの株式の30%を6億バーツで取得した[1][2]。この年は後にイングランドでワトフォードFCやフラムFCをプレミアリーグに昇格させるスラヴィシャ・ヨカノヴィッチを監督に招聘してリーグ優勝を果たした。
2016年にはピーラパット・ノーチャヤー、ティーラトン・ブンマタン、アディサク・クライソーン、タナブーン・ケサラット、チャナティップ・ソングラシン、トリスタン・ドー、アディソン・プロムラクといったタイ代表選手の大量獲得やシスコの加入でタイ・リーグ1とタイ・リーグカップを制した。
2021年9月16日、Jリーグの浦和レッズとパートナーシップの覚書を締結した[3][4]。具体的なアクションプランは両クラブ間で今後協議するとしているが、人材交流、イベント開催、事業開発などについて協力を目指していく。また、Goal.comタイ語版によれば、浦和の戸苅淳フットボール本部長はチャナティップやティーラトンと同じレベルの選手を将来Jリーグに連れて行きたいという意向を示している[5]。
歴史
[編集]2007年にディヴィジョン2リーグ(3部)で優勝した。
2008年にはタイ・ディヴィジョン1リーグ(2部)で優勝した。
2009年にタイ・プレミアリーグに昇格した。昇格1年目の2009年にタイ・プレミアリーグで初優勝。
2010年シーズンには、リーグ連覇を達成した。
タイトル
[編集]国内タイトル
[編集]- タイ・リーグ1:4回
- 2009, 2010, 2012, 2016
- タイ・ディヴィジョン1リーグ:1回
- 2008
- タイ・ディヴィジョン2リーグ:1回
- 2007
- コー・ロイヤルカップ:1回
- 2010
- タイ・リーグカップ:1回
- 2016
過去の成績
[編集]年度 | 所属 | 順位 | 試 | 点 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | FAカップ | リーグカップ | コー・ロイヤルカップ | ACL | AFCカップ |
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2007 | ディヴィジョン2 | 1位 | 22 | 50 | 15 | 5 | 2 | 39 | 19 | |||||
2008 | ディヴィジョン1 | 1位 | 30 | 65 | 19 | 8 | 3 | 58 | 17 | |||||
2009 | プレミア | 1位 | 30 | 65 | 19 | 8 | 3 | 48 | 20 | 3回戦 | ||||
2010 | プレミア | 1位 | 30 | 67 | 20 | 7 | 3 | 64 | 19 | 準優勝 | 3回戦 | 優勝 | プレーオフ決勝 | ベスト4 |
2011 | プレミア | 3位 | 34 | 60 | 17 | 9 | 8 | 54 | 32 | 準優勝 | ベスト8 | 準優勝 | プレーオフ準決勝 | ベスト8 |
2012 | プレミア | 1位 | 34 | 84 | 25 | 9 | 0 | 78 | 31 | ベスト8 | ベスト8 | |||
2013 | プレミア | 2位 | 32 | 71 | 21 | 8 | 3 | 61 | 33 | ベスト4 | 3回戦 | 準優勝 | グループリーグ | |
2014 | プレミア | - | 38 | 準優勝 | プレーオフ3回戦 |
アジアでの成績
[編集]年度 | 大会 | ラウンド | 国 | クラブ | ホーム | アウェー | 合計 |
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2010 | AFCチャンピオンズリーグ | プレーオフ準決勝 | ダナン | 3-0 | 3-0 | ||
プレーオフ決勝 | アームド・フォーシズ | 0-0 (延長) | 0-0 (PK 3-4) | ||||
2010 | AFCカップ | グループG | 南華 | 0-1 | 0-0 | 2位 | |
VBスポーツクラブ | 3-1 | 3-2 | |||||
ペルシワ・ワメナ | 4-1 | 2-2 | |||||
ラウンド16 | アル・ラーヤン | 1-1 (延長) | 1-1 (PK 4-2) | ||||
準々決勝 | アル・カラーマ | 2-0 | 0-1 | 2-1 | |||
準決勝 | アル・イテハド | 1-0 | 0-2 | 1-2 | |||
2011 | AFCチャンピオンズリーグ | プレーオフ準決勝 | スリウィジャヤ | 2-2 (延長) | 2-2 (PK 6-7) | ||
2011 | AFCカップ | グループG | ハノイT&T | 4-0 | 0-0 | 1位 | |
タンピネス・ローバース | 4-0 | 1-1 | |||||
ヴィクトリー | 1-0 | 4-0 | |||||
ラウンド16 | アル・アヘド | 4-0 | 4-0 | ||||
準々決勝 | アル・クウェート | 0-0 | 0-1 | 0-1 | |||
2013 | AFCチャンピオンズリーグ | グループF | 全北現代モータース | 2-2 | 0-2 | 4位 | |
浦和レッズ | 0-1 | 1-4 | |||||
広州恒大 | 1-4 | 0-4 | |||||
2014 | AFCチャンピオンズリーグ | プレーオフ2回戦 | ハノイT&T | 2-0 | 2-0 | ||
プレーオフ3回戦 | メルボルン・ビクトリー | 1-2 | 1-2 | ||||
2024–25 | AFC Champions League Two | グループH | セランゴール | 1–1 | TBD | ||
全北現代モータース | 1–4 | ||||||
DHセブ |
現所属メンバー
[編集]注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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※星印は外国人選手を示す。
ローン移籍
[編集]- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
[編集]- レネ・デザイェレ 2010年、2013年
- ロビー・ファウラー 2011年-2012年(選手兼任)
- スラヴィシャ・ヨカノヴィッチ 2012年-2013年
- ヴィンフリート・シェーファー 2013年
- 尹晶煥 2019年
- アレシャンドレ・ガマ 2019年-2020年
- マリオ・ジュロヴスキー 2020年-
歴代所属選手
[編集]- カウィン・タンマサッチャーナン 2008年-2017年
- ロビー・ファウラー 2011年-2012年
- ティティパン・プアンチャン 2011年-2016年
- マリオ・ジュロヴスキー 2012年-2015年、2019年
- クレイトン・シウバ 2014年-2017年
- ジェイ・ボスロイド 2014年
- 青山直晃 2015年-2018年
- タナブーン・ケサラット 2016年
- シスコ 2016年-2017年
- ティーラトン・ブンマタン 2016年-2017年
- チャナティップ・ソングラシン 2016年-2017年
- トリスタン・ドー 2016年-2018年
- 李浩 2017年-2019年
スタジアム
[編集]- ホームスタジアムはタイ王国・ノンタブリー県のサンダードーム・スポーツコンプレックス内にある[6] サッカー専用スタジアムである。
- タイ王国初のサッカー専用スタジアムとして建設された。テニスのタイ・オープンが行われるインパクト・アリーナに隣接している。収容人数は13,000人〜15,000人。当初の名前はサンダードーム・スタジアムだったが、2009年に命名権取得によりヤマハスタジアムと名称が変更になった。2012年2月にサイアム・セメント・グループ (SCG) が6億バーツで命名権を取得しSCGスタジアムに名称変更された。この命名権契約は2020-21シーズンで終了している。
- スタジアムはサッカー専用で非常にピッチが近く臨場感抜群。サポーターも非常に多く、コレオグラフィを用いたりスタンド別にコールを回すなどサポーターの応援も洗練されている。
提携クラブ
[編集]脚注
[編集]- ^ Steve Thompson (2012年2月19日). “Siam Cement Group purchase 30 per cent stake in 2009 and 2010 Thai champions Muang Thong United”. Goal.com. 2019年10月2日閲覧。
- ^ Nareerat Wiriyapong (2012年5月5日). “Team-building through football”. バンコック・ポスト. 2019年10月2日閲覧。
- ^ 『タイリーグ ムアントン ユナイテッドとパートナーシップの覚書を締結』(プレスリリース)浦和レッドダイヤモンズ、2021年9月16日 。2021年9月16日閲覧。
- ^ “浦和レッズ、地元クラブと提携 筆頭株主の三菱重工は商機に期待”. NNA (2021年9月17日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ Kittithat Srisuk (2021年9月16日). “ขอแบบชนาธิป-ธีราทร! อุราวะ วางแผนดึงแข้งเมืองทองลุยเจลีก” (タイ語). Goal.com. 2021年9月16日閲覧。
- ^ สิงห์ ฟุตบอล ปาร์ค “Kick Off Your Passion” thunderdomesports.com
- ^ “浦和と対戦するムアントン・ユナイテッドの実力とは?”. フットボールチャンネル (2013年3月11日). 2013年10月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式
- ムアントン・ユナイテッドFC公式サイト
- ムアントン・ユナイテッドFC公式サイト
- ムアントン・ユナイテッドFC (SCGMuangthongUnited) - Facebook
- ムアントン・ユナイテッドFC (@MuangthongUtd) - X(旧Twitter)
- ムアントン・ユナイテッドFC (@muangthongunited) - Instagram
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