リュート旅団
リュート旅団 | |
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創設 | 2023年1月13日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ国家警察 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 憲兵 |
兵種/任務 | オフェンス・ガード |
所在地 | キーウ |
標語 | 怒りを武器に変える |
上級単位 | 特殊任務巡回警察 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | オレクサンドル・ネトレプコ警察大佐 |
ウクライナ国家警察連合強襲旅団 リュート(ウクライナこっかけいさつれんごうきょうしゅうりょだんリュート、ウクライナ語: Об'єднана штурмова бригада Національної поліції України «Лють»)は、ウクライナ国家警察の旅団。特殊任務巡回警察隷下。旅団名のリュートとはウクライナ語で憤怒・怒りを意味する単語であり、弦楽器のリュートはウクライナ語ではЛютняと表記する。
概要
[編集]ロシアのウクライナ侵攻
[編集]2023年1月13日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、特殊任務巡回警察のサファリ警察連隊、ツナミ警察大隊、ルハンシク-1警察大隊を基幹にキーウで創設された[1]。
東部・バフムート戦線
[編集]「バフムートの戦い」も参照
2023年7月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に配備され、第5独立強襲旅団、第80独立空中強襲旅団と合同で攻勢を開始し、クリシチウカ(バフムート・フロマーダ)を解放した[2][3]。
2023年12月、特殊任務巡回警察のドニプロ-1警察連隊が配属された。
2024年2月、特殊任務巡回警察のシュトーム警察大隊が配属された。
2024年3月、南部オデッサ州オデッサへのロシア軍ミサイル攻撃でツナミ連隊のオレクサンドル・ホスティシチェフ連隊長が戦死した[4]。
北東部・ハルキウ戦線
[編集]2024年5月、ツナミ連隊がロシアと国境を接する北東部ハルキウ州チュフイウ地区に再配置され、友軍の救援でヴォウチャンシクに展開した[5]。
編制
[編集]- 旅団司令部(キーウ)
- サファリ強襲連隊
- ツナミ強襲連隊
- ルハーンシク強襲連隊
- ドニプロ-1警察連隊
- ミロトヴォレツ警察大隊
- スキーフ警察大隊
- エネーイ警察大隊
- ザキド警察大隊
- タウル警察大隊
- シュトルム警察大隊
ギャラリー
[編集]脚注
[編集]- ^ Ukraine creates Offensive Guard brigades ミリタリー・ランド
- ^ 侵攻574日目 – まとめ ミリタリー・ランド
- ^ “ウクライナ軍、バフムト近郊の村また奪還 ゼレンスキー氏称賛”. ロイター
- ^ У Дніпрі попрощались з командиром полку «Цунамі» бригади Нацполіції «Лють» Олександром Гостіщевим ウクライナ国家警察公式サイト
- ^ ツナミ強襲連隊 Instagram