久野猛
久野 猛(ひさの たけし、1937年8月20日[1]- )は日本の教育者、作家。都立高等学校校長等を歴任。
経歴
[編集]鹿児島県生まれ。鹿児島県立串木野高等学校卒業[2]。1962年東京大学理学部地学科を卒業し、都立高校教諭となる。都立北園高校教頭などを経て、都立足立高校校長に就任する。その後、都立日比谷高校校長となり、1993年~1997年まで全国高等学校体育連盟会長を兼務した。退任後は警視庁教育参与を務めるなど要職を歴任した。
また、松崎陽平名義の小説『狂いだすのは三月』で1977年第14回文藝賞を受賞した[3]。
著書
[編集]- 『狂いだすのは三月』河出書房新社、1978年
- 『愉快に日比谷高校』日本加除出版、2001年
- 『大警視川路利良の魅力:『翔ぶがごとく』の司馬遼太郎から警察官へのメッセージ』教育実務センター、2005年
- 『「警察手眼」に楽しむ』立花書房、2007年
脚注
[編集]- ^ 『狂いだすのは三月』著者紹介
- ^ 鹿児島県立串木野高等学校 2016年10月19日 卒業生講演会 2019年8月20日閲覧
- ^ 河出書房新社 文藝の案内 過去の受賞作 2019年8月20日閲覧