伊佐町
いさちょう 伊佐町 | |
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廃止日 | 1954年3月31日 |
廃止理由 | 新設合併 美祢郡大嶺町、伊佐町、於福村、東厚保村、西厚保村、豊浦郡豊田前町 → 美祢市 |
現在の自治体 | 美祢市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方 |
都道府県 | 山口県 |
郡 | 美祢郡 |
総人口 | 5,405人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 美祢郡大嶺町、東厚保村、別府村、岩永村 厚狭郡万倉村、吉部村 |
伊佐町役場 | |
所在地 | 山口県美祢郡伊佐町大字伊佐 |
座標 | 北緯34度09分59秒 東経131度13分17秒 / 北緯34.16642度 東経131.22147度座標: 北緯34度09分59秒 東経131度13分17秒 / 北緯34.16642度 東経131.22147度 |
ウィキプロジェクト |
伊佐町(いさちょう)は、山口県美祢郡にあった町。現在の美祢市伊佐町伊佐・伊佐町河原にあたる。本項では町制前の名称である伊佐村(いさそん)についても述べる。
地理
[編集]歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、伊佐村・河原村の区域をもって伊佐村が発足。
- 1924年(大正13年)1月1日 - 伊佐村が町制施行して伊佐町となる。
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 大嶺町・於福村・東厚保村・西厚保村・豊浦郡豊田前町と合併して美祢市が発足。同日伊佐町廃止。
経済
[編集]産業
[編集]- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば、伊佐村の篤農家は石川、佐々木、田原、村上、吉村、村田、寺田姓の人物がいた[1]。
交通
[編集]鉄道路線
[編集]- 伊佐軌道
- 伊佐軌道線
- 下市駅 - 北川駅
- 伊佐軌道線
道路
[編集]現在は旧町域に中国自動車道の美祢インターチェンジが所在するが、当時は未開通。
出身人物
[編集]- 阿川甲一(満洲阿川組社長) - 作家阿川弘之の父。法学者阿川尚之、タレント・エッセイスト阿川佐和子の祖父。
- 岡田治衛武(衆議院議員、武蔵電気鉄道取締役社長)[2]
- 古屋武助(萩市長) - 伊佐出身[3]。
脚注
[編集]- ^ 『大日本篤農家名鑑』164頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年4月11日閲覧。
- ^ 『大正人名辞典 第3版』1789頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年11月23日閲覧。
- ^ 『全国市長銘鑑 自治制実施五十周年記念』60頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年4月11日閲覧。
参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 東洋新報社編『大正人名辞典 第3版』東洋新報社、1917年。
- 帝国自治協会『全国市長銘鑑 自治制実施五十周年記念』帝国自治協会、1938年。
- 『角川日本地名大辞典 35 山口県』。