保守連合

オーストラリアの旗 オーストラリア政党
保守連合
Coalition
党首 ピーター・ダットン
副党首 デービッド・ケリー・リトルプラウド
成立年月日 1923年
本部所在地 キャンベラ
代議院議席数
58 / 151   (38%)
(2022年5月21日現在)
元老院議席数
32 / 76   (42%)
(2022年5月21日現在)
政治的思想・立場 中道右派[1][2] - 右派
保守主義
自由保守主義
経済的自由主義
重農主義
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保守連合(ほしゅれんごう、英語: Coalition、直訳は「連合」または「提携」)は、オーストラリア政党政治における中道右派政党連合である。オーストラリア自由党オーストラリア国民党、および地方自由党などにより形成される。連邦および州のレベルで、保守連合はオーストラリア労働党と対峙して事実上の二大政党制を実現してきた。野党の時も継続するが、州および時期によっては連合が解消される場合がある。

連邦レベルでは2007年11月の連邦議会選挙の結果自由党・国民党が野党になった。

2013年9月7日のオーストラリア総選挙は、保守連合が過半数を獲得して労働党を下し、6年ぶりの政権交代が実現した。保守連合の勝因は、労働党への国民の失望とされる[3]。その後も労働党に対して勝利を重ねたが、2022年の総選挙ではスコット・モリソン政権の気候変動対策への消極的な姿勢や燃料高・住宅価格高騰といった問題に国民の不満が高まり、9年ぶりの政権交代を許した[4]

州レベルではニューサウスウェールズ州ビクトリア州クイーンズランド州で自由党・国民党の2党連合が野党である。

それら以外の州では保守連合は解消されている。南オーストラリア州では国民党の議員が労働党政権の大臣を務めている。

連邦政治での沿革

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脚注

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  1. ^ Ian Marsh (2006). “Australia's political cartel? Major parties and the party system in the era of globalisation”. In Ian Marsh. Political Parties in Transition?. Federation Press. p. 17. ISBN 978-1-86287-593-7. https://books.google.com/books?id=DU2no--UszAC&pg=PA17 
  2. ^ Irial Glynn (2016). Asylum Policy, Boat People and Political Discourse: Boats, Votes and Asylum in Australia and Italy. Palgrave Macmillan UK. p. 2. ISBN 978-1-137-51733-3. https://books.google.com/books?id=TPtjDAAAQBAJ&pg=PA2 
  3. ^ “労働党の主導権争いに失望…豪総選挙、野党勝利”. 読売新聞. (2013年9月7日). オリジナルの2013年9月7日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20130907122112/http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130907-OYT1T00811.htm 2013年6月27日閲覧。 
  4. ^ オーストラリアで政権交代:勝敗を分けたのは何か? しんきんアセットマネジメント投信株式会社、2022年5月23日。2023年3月29日閲覧。