割れしのぶ(われしのぶ)とは、京都で現在も活躍する女性芸能者の舞妓が結う髪型[1]。
店出しから1 - 2年の年少の舞妓が結う髷で、「ありまち鹿の子」と呼ばれる手絡や「鹿の子留め」や「花簪」と呼ばれる簪など特殊な髪飾りが多用される[2]華やかで愛らしい髪型。
季節の花をかたどった大きな花簪が特徴的でそのほか「びら簪(びら止めも)」「玉簪」「根挿し」などが飾られる[3]。
- ^ 京都美容文化クラブ『日本の髪型(光村推古書院、平成12年)』pp.219-220、南ちゑ『日本の髪型(紫紅社、昭和56年)』p.106、等々参照。
- ^ 京都美容文化クラブ『日本の髪型(光村推古書院、平成12年)』p.22。
- ^ 南ちゑ『日本の髪型(紫紅社、昭和56年)』p.106、京都美容文化クラブ『日本の髪型(光村推古書院、平成12年)』p.220。