北郡
郡域
[編集]現在の十和田市・三沢市・むつ市・上北郡・下北郡にあたるが、行政区画として画定されたものではない。 分割以前の陸奥国内では津軽郡・閉伊郡に次ぐ広大な面積を有した。
歴史
[編集]古くは糠部郡の一部であった。中世以降南部氏領となる。初見は寛永11年(1634年)の徳川家光判物。
近代以降の沿革
[編集]- 所属町村の変遷は下北郡#郡発足までの沿革、上北郡#郡発足までの沿革をそれぞれ参照
- 「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での支配は以下の通り。(83村)
- 明治元年
- 明治2年
- 明治4年
- 1878年(明治11年)10月30日 - 郡区町村編制法の青森県での施行により、北郡うち、田名部村ほか33村(旧・第6大区)の区域をもって下北郡が、七戸村ほか50村(旧・第7大区)の区域をもって上北郡がそれぞれ行政区域として発足。同日北郡消滅。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 2 青森県、角川書店、1985年12月1日。ISBN 4040010205。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
[編集]先代 糠部郡 | 行政区の変遷 1634年 - 1878年 | 次代 下北郡・上北郡 |