埼玉西部消防組合
埼玉西部消防局 | |
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情報 | |
設置日 | 2013年(平成25年)4月1日 |
管轄区域 | 所沢市・狭山市・入間市・飯能市・日高市 |
管轄面積 | 406.43km2 |
職員定数 | 877人 |
消防署数 | 5 |
分署数 | 14 |
所在地 | 〒359-1118 |
埼玉県所沢市けやき台1-13-11 | |
法人番号 | 3000020119016 |
リンク | 埼玉西部消防組合 |
埼玉西部消防組合(さいたませいぶしょうぼうくみあい、埼玉西部消防局)は、埼玉県所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市の5市により組織された一部事務組合(消防組合)である。管轄区域は前述の5市。
概要
[編集]消防広域化に伴って所沢市消防本部、埼玉西部広域消防本部、入間市消防本部、狭山市消防本部を統合し発足した。
- 消防本部:所沢市けやき台1-13-11
- 消防本部名称:埼玉西部消防局
- 管内面積:406.43 km²
- 職員数:871人(2022年4月現在)
- 消防署5カ所、分署14カ所
- 主力機械(2022年4月1日現在)
【消防車両に関する参考文献:消防年報2022 令和4年版(埼玉西部消防局)】
- 水槽付ポンプ車(所沢市消防本部時代に撮影)
- 旧救急車(所沢市消防本部時代に撮影)(廃車済み)
- 旧救助工作車(所沢市消防本部時代に撮影)(廃車済み)
- 拠点機能形成車
沿革
[編集]- 2004年(平成16年)
- 2012年(平成24年)総務省消防庁から埼玉西部消防局に対し、資機材搬送車が無償貸与され、狭山消防署に配備される。(2012年時点で組合発足が暫定的に決定していたため)
- 2013年(平成25年)4月1日 - 埼玉県消防広域化推進計画に伴い所沢市消防本部・埼玉西部広域消防本部(飯能市、日高市を管轄)・入間市消防本部・狭山市消防本部が統合し埼玉西部消防組合が発足する。所沢中央消防署に高度救助隊が配置され発足する。高度救助隊は緊急消防援助隊や埼玉県特別機動援助隊(埼玉SMART)にも登録している。
- 2014年(平成26年)7月1日 - 飯能日高消防署に山岳救助隊が配置され発足する。
- 2015年(平成27年)9月 - 平成27年9月関東・東北豪雨災害に対して茨城県常総市に緊急消防援助隊を派遣した。
- 2017年(平成29年)
- 3月3日飯能日高消防署稲荷分署庁舎を建替え完成し、新庁舎で業務を開始する。
- 第46回全国消防救助技術大会において、ほふく救出の競技で優勝。また、ロープブリッジ救出では全国4位の成績を残す。
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)
- 4月1日 - 入間消防署に東京消防庁、和歌山市消防局に次いで全国3台目となるVR防災体験車が導入され、配備される。
- 4月16日 - 飯能日高消防署において埼玉西部消防組合、坂戸・鶴ヶ島消防組合、比企広域市町村圏組合、西入間広域消防組合の4消防組合(8市8町1村)の消防指令業務を共同運用するための調印式が行われ、同署内に埼玉西部地域消防指令事務協議会が発足する。
- 2024年(令和6年)
- 1月12日 - 飯能日高消防署内に埼玉西部地域消防指令センターが設置され、埼玉西部消防局管内の119番通報の受信を所沢中央消防署内の通信指令センターから当センターに切り替え、仮運用を開始する。
- 1月24日 - 坂戸・鶴ヶ島消防組合、比企広域市町村圏組合、西入間広域消防組合管内の119番通報の受信を埼玉西部地域消防指令センターに切り替える。
- 4月1日 - 埼玉西部地域消防指令センターの本運用が開始する。
組織
[編集]- 企画総務部
- 企画財政課
- 総務課
- 契約会計課
- 警防部
- 予防課
- 狭山室(狭山消防署内)
- 入間室(入間消防署内)
- 飯能日高室(飯能日高消防署内)
- 警防課
- 救急課
- 通信指令センター
- 指令管理課
- 指令第1課
- 指令第2課
- 指令第3課
- 予防課
- 消防署
- 消防管理課
- 消防第1課
- 消防第2課
- 消防第3課
- 分署
消防相互応援協定
[編集]近隣自治体の境界付近で発生した災害(救急含む)に対して迅速に活動できるよう、隣接する消防機関と「消防相互応援協定」を締結し、日頃から近隣市等で発生した災害へ出動している。なお、相互管轄の境から500mが応援協定範囲内である。
消防署
[編集]不祥事
[編集]- 2019年(平成31年)3月 - 3月9日午後11時ごろ、所沢東消防署の男性消防副士長(28歳)が、当直中に署内で現金約6万9000円が入った同僚のウエストバッグを窃盗した。11日に同僚職員から被害の報告があり、男性消防副士長が上司に申し出た。現金は一部使われていたが、全額返還された。22日、消防局は男性消防副士長を停職6ヵ月の懲戒処分とした。男性消防副士長は同日付で依願退職した[1][2]。
- 2020年(令和2年)7月 - 本消防局のトップである男性消防局長(59歳)が、複数の女性職員に対してセクハラ行為をしたとして、2020年6月、被害に遭った女性職員らが訴えた。市は消防局長の行為をセクハラ行為と認定し、戒告の懲戒処分とした。消防局長はその後依願退職。2019年(令和元年)4月、本消防局は消防局長名でハラスメントを「しない・させない・許さない・見逃さない」との「ハラスメント防止宣言」を出していた。組織のトップの不祥事に所沢市長[3]は「市民の信頼を大きく揺るがして申し訳なく思う」と謝罪した[4][5]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “職場で同僚のウエストバッグ盗んだ消防職員、埼玉西部消防局が停職処分 一部なくなっていた現金は全額返金”. 埼玉新聞 2019年3月23日(土). 2020年9月8日閲覧。
- ^ “消防職員に対する懲戒処分について”. 埼玉西部消防組合 2019年3月22日. 2020年9月8日閲覧。
- ^ 本組合の管理者でもある。
- ^ “「防止宣言」出した本人が…消防局長に複数の女性職員からセクハラの訴え”. 読売新聞 2020/08/01 12:50. 2020年9月8日閲覧。
- ^ “消防局長が複数の女性職員にセクハラか 戒告処分 埼玉 所沢”. NHK NEWS WEB 2020年7月31日 22時37分. 2020年9月8日閲覧。