大橋敦子
大橋 敦子(おおはし あつこ、1924年4月18日 - 2014年2月21日)は、日本の俳人。
俳人大橋櫻坡子の長女として、母の生地福井県敦賀に生まれる。大阪府立清水谷高等女学校(現・大阪府立清水谷高等学校)卒。父に師事し、父没後の1972年、『雨月』の主宰を継承する。1979年句集『勾玉』で現代俳句女流賞受賞。『雨月』名誉主宰。俳人協会名誉会員。
2014年2月21日、心不全のため死去[1]。89歳没。
著書
[編集]- 『句集 手鞠』雨月発行所 雨月叢書 1975
- 『勾玉』牧羊社 現代俳句女流シリーズ 1979 のち俳句四季文庫
- 『自註現代俳句シリーズ 大橋敦子集』俳人協会 1979
- 『ペンの四季 随筆集』牧羊社 雨月叢書 1982
- 『華甲』牧羊社 現代俳句女流シリーズ 雨月叢書 1984
- 『大橋敦子 花神現代俳句』花神社、1996
- 『葩餅』本阿弥書店 本阿弥女流俳句叢書 雨月叢書 1998
- 『句集 天仰ぐ』角川書店 今日の俳句叢書、1998
- 『俳句をより新しく 俳句上達講座』朝日新聞社 1999
- 『句集 手鞠』ウエップ 2003年
- 『句集 竜の落し子』角川書店 2007年
- 『句集 凛々の生気』雨月叢書 角川平成俳句叢書 角川書店 2011年
出典
[編集]- ^ 俳人の大橋敦子さん死去 俳句結社「雨月」名誉主宰 朝日新聞 2014年2月22日
参考
[編集]- 『文藝年鑑』2010年。ISBN 978-4-04-652133-0。