小松原庸子
小松原 庸子(こまつばら ようこ、1931年3月2日 - )は、日本の舞踊家。日本人フラメンコダンサーの第一人者。
概要
[編集]常磐津勝蔵の長女として東京府東京市浅草区柳橋で生まれ、邦楽一家の中で育つ。幼い頃から、三味線、日本舞踊、クラシック・バレエなどを習い、15歳のとき、小牧バレエ団に入団。俳優座で演劇活動も始める。女子美術大学付属高等学校出身[1]。
1958年(昭和33年)に単身スペインにわたり、エンリケ=エル=コホらにフラメンコを学びステージに立つようになる。帰国後の1969年(昭和44年)スペイン舞踊団を結成。
主な受賞歴
[編集]- 1975年、アントニオ・マイレナ特別賞
- 1978年、イサベル・ラ・カトリカ勲章 - 日本女性で初めて受章[3]
- 1983年、芸術祭舞踊部門大賞『ゴヤ』(文化庁)
- 1989年、ジェラルド・ブレナン賞(アンダルシア文化協会)
- 1993年、文化庁最優秀舞台
- 1996年、紫綬褒章
- 2004年、旭日小綬章
- 2005年、アミーゴス・デ・アンダルシア(アンダルシア州政府)
- 2006年、コンパス・デル・カンテ特別賞(スペイン政府)、APDE賞(スペイン国)
- 2009年、イザベル女王勲章 エンコミエンダ章(スペイン国王陛下)[3]
テレビ出演
[編集]脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.508
- ^ 注目の人 スペイン舞踊家/小松原庸子さん Ms Wendy 250号
- ^ a b “情熱のフラメンコ プロフィール” (PDF). 2024年3月8日閲覧。