山崎燿

山崎 燿
山崎燿(作詞家・作曲家)
基本情報
出生名 山﨑 利明[1]
生誕 (1967-04-26) 1967年4月26日(57歳)[1]
出身地 日本の旗 日本東京都青梅市[1]
学歴 成蹊大学法学部卒業
ジャンル J-POP
職業 作詞家作曲家
活動期間 1993年 - 現今
公式サイト http://www.fujipacific.co.jp/
映像外部リンク
山崎耀・主な楽曲提供一覧 - YouTubeプレイリスト
映像外部リンク
木山みづほ Official YouTube Channel
ゲスト山崎燿さん (作曲家) 木山インタビュー - YouTube

山崎 燿(やまざき よう、1967年4月26日[1] - )は、日本の作詞家作曲家東京都青梅市出身。本名・山﨑利明[1]成蹊大学法学部卒業。

概要

[編集]

1967年東京都青梅市[1][2]生まれ。5歳からピアノを始めてクラシック音楽の基本を学ぶ。中学時代は室内楽部に在籍し、ピアノチェンバロコントラバス奏者として活動。アンサンブルというものに強い興味を持ち、作曲編曲を始めた。

高校時代から実兄の影響でバンド活動を始めて、今までに身につけてきたクラシックと、ロックが融合する。成蹊大学法学部を卒業後、コンポーザーとしての道へ進む。

25歳にて作曲家デビューを果たす。翌年の1994年フジパシフィック音楽出版と専属契約を結ぶ。

1997年、自らプロデュースする女性ボーカリストユニット"ef collage"(エフ・コラージュ)でメジャーデビュー。

その後、AKB48のデビュー当時から楽曲を提供し続けて、2010年ヘビーローテーション」が国民的大ヒットソングとなった。オリコンチャート第1位をはじめ、ファン投票2年連続第1位獲得、2010年、2013年2015年NHK紅白歌合戦で歌唱。カラオケチャートでは約2年間、43週トップという快挙な記録を作る。2012年2013年と2年連続JASRAC賞において金賞受賞、2014年同賞銀賞受賞[3]ミュージックビデオYouTube動画は1億回再生数を超えた[4](2021年12月31日現在 1億6737万回再生数)[2]。2012年7月までオリコン100週チャートインを果たした。

その他にチームA「AKB参上!」、チームK「転がる石になれ」は初期から現在までAKB48の公演クライマックスに流れる名曲としてファンから支持を受ける。

あなたがいてくれたから」はAKBを代表するバラードで過去5年を振り返ったPVが話題に。その後、韓国映画TSUNAMI -ツナミ-』のテーマ曲となり、映画は2009年に公開され、観客動員数は1145万人を突破するヒット映画となった。

2012年天海祐希主演のフジテレビ連続ドラマ『カエルの王女さま』で俳優デビューを果たした。

人物

[編集]
  • 幼稚園のときは4月生まれの早生まれだったせいか体が大きく、ガキ大将タイプだった。何でもしたいタイプだった山崎は周囲でピアノを弾く友人らに負けたくない思いで、自らクラシックピアノを習いたいと志願した。上手だった同級生の女の子に「教えろ!」と言ったところ、女の子は「いいよ」と言って山崎をの手をとって1つ1つ教えてくれた。全く譜面を読めない山崎だったが、なんとも言えない楽しさと女の子の手に触れた不思議な胸騒ぎが現在の曲作りの原風景となっているという。1曲弾けたら嬉しくて狂ったように家で1日中弾いていた[2]
  • 耳で聞いたものをすぐさまピアノで弾く特技を持っていた。小学校6年生のとき全校生徒の前でピンクレディーを弾き拍手喝采となり、クラシックとポップの融合の心地よさを知る。作曲家の原点となったステージだったと話している[2]
  • 成蹊大学4年のときに日本でバークリー音楽大学の短期セミナーが静岡県で行われて参加。そのことをキッカケに音楽大学進学を夢見て3年間フリーターを経験した[2]
  • 秋元康が所属するフジパシフィックミュージックの岩崎淳(当時現場ディレクター)との出会いで作家デビューを果たした。バンド活動をしていたことを知っていた岩崎はデモテープを聞いて「メロはいい曲だから作曲家をいう道はどうか」と指針してくれたという[2]
  • ヘビーローテーションはもともとAKB48のために書いた曲ではなかった。当時、山崎の妻は病気で療養中で山崎自身が精神的に落ち込んでいたという。「このままではいけない!」と自身を奮い立たせようと自分に対する応援歌をイメージして書いた曲だった。その後、秋元康から「元気な曲」がいいというリクエストのコンペがあり、すんなり「ヘビーローテーション」が通過した。ただし秋元から「もうひと盛り上がりほしい」という発注に応えて「いつも聴いてたfavoritesongあの曲のように…」の展開パートを急遽増やして完成した。2019年に妻は他界してしまったが、山崎は今を振り返るともう二度と同じような曲は作れないとラジオで語っている[5]
  • 人懐っこい性格で誰とも仲良くなれる性格。生前のさくらももこ(『ちびまる子ちゃん』漫画家)と家族ぐるみの付き合いで毎週さくらの自宅に行っていたという。番組出演した際には、さくらが書いた山崎の似顔絵が紹介された[5]

作曲作品

[編集]

アーティスト

[編集]
50音順

テレビ 関連(劇伴・劇中歌・BGM など)

[編集]

アニメ

[編集]

映画

[編集]

編曲作品

[編集]
  • TSUKEMEN
    • 「I WANT YOU BACK」(「時を超える絆」より) ※Jackson5 カバー編曲[14]
    • 「ラ・ラ・カノン (カノン〜Another Day of Sun)」(「時短クラシック」より)
    • 「DANCE!ベートーヴェン・シンフォニー(交響曲第1番〜9番」(「時短クラシック」より)
    • 「雨ノチ晴レ。」(「X (テン)」より)
    • 「Sperking!!」(「X (テン)」より)
  • 近藤隆
    • 「君に出会った日から」(「A little wonder」より)
    • 「雨のパズル」(「A little wonder」より)
    • 少年期」(「A little wonder」より)

出演

[編集]

ドラマ

[編集]

バラエティー番組

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 山崎 燿”. フジパシフィックミュージック. 2017年8月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 2020年1月16日放送FM調布「東京オアシス」出演
  3. ^ 2012年、2013年と連続受賞していたAKB48「ヘビーローテーション」の3年連続金賞を阻む
  4. ^ 【スポーツニッポン】ヘビロテ1億回再生
  5. ^ a b 2020年1月16日放送調布FM「東京オアシス」出演の作曲家 山崎燿
  6. ^ 中居正広 TikTok動画に「めっちゃ歌うまくない?」 歌手生活30周年「俺、国民的口パクだからね」
  7. ^ アクア☆マジック 1stシングル『Shinin’ Magic』 CD発売決定&MV公開!
  8. ^ 女性エンタテインメント集団のあやまんJAPANが新曲発表会を開催
  9. ^ 卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます!さくら先生が作っていた歌を贈らせて頂きます。
  10. ^ 白鳥美麗CD発売イベント、名古屋・大阪・川崎で開催
  11. ^ 雪印アイドルキャラ「ゆきこたんズ」が楽曲デビュー、AKBヘビロテ作曲者が楽曲制作
  12. ^ “さくらももこが和田アキ子90作目作詞&ジャケ”. ナタリー. (2014年10月16日). https://natalie.mu/comic/news/128801 
  13. ^ 『ドラゴンボール改』のソング・コレクションが発売決定!デンデ(CV:平野綾)のキャラソンもあり
  14. ^ 【BARKS】TSUKEMEN、結成10周年アルバムから最新MV

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]