平田 (市川市)

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平田
市川中央インターチェンジ付近
平田の位置(千葉県内)
平田
平田
平田の位置
北緯35度43分27.1秒 東経139度55分5.1秒 / 北緯35.724194度 東経139.918083度 / 35.724194; 139.918083
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 市川市
管内 本庁
住居表示導入 1968年2月1日
面積
 • 合計 0.517 km2
標高
1.9 m
人口
2017年(平成29年)9月30日現在)[2]
 • 合計 7,597人
 • 密度 15,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
272-0031[3]
市外局番 047[4]
ナンバープレート 市川
※座標・標高は市川市立平田小学校(平田三丁目)付近

平田(ひらた)は、千葉県市川市にある地名。現行行政地名は平田一丁目から平田四丁目。郵便番号は272-0031[3]2010年1月7日現在の面積は0.517km2[1]

地理

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市川市北部に位置する。町域内は住宅街となっており、北部に国道14号(千葉街道)、中央部にJR総武線、地域の北端に隣接して京成本線が通る。2018年には地区西部に東京外環自動車道が開通、市川中央インターチェンジが設置された。北部は、大正年間に松の自然林を生かした邸宅街として開発された区域である[5]。東は八幡南八幡、西は新田、南は大和田、北は菅野[6]と接している。

二丁目に市川郵便局、二丁目に近接して京成電鉄本線菅野駅、三丁目に市立平田小学校県立市川工業高等学校、四丁目に小松川信用金庫市川南支店がある。

地価

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住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、平田1-17-6の地点で28万2000円/m2となっている。[7]

歴史

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地名の由来

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あたり一帯が平らで広い地形であったことから「平田」と呼ばれた。

沿革

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町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
平田一丁目 昭和43年2月1日 平田町
平田二丁目
平田三丁目
平田四丁目

平田緑地

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都市化により市川市では緑地の減少が進んでいるが、比較的宅地化の進行が早かった市街地の市川砂州上にクロマツが残存している[8]。平田二丁目には「平田緑地」と通称される0.7haのクロマツ林が保存されている[9]。平田緑地は諏訪神社の社叢と個人所有の土地から成っていたが、1979年(昭和54年)11月に個人所有の土地にてマンション建設計画が持ち上がった[9]。地域住民によるマンション反対運動の末、都市計画審議会1980年(昭和55年)12月に都市緑地保全法に基づいて平田緑地を千葉県初となる緑地保全地域への指定を決め、1981年(昭和56年)3月に千葉県知事が正式に告示した[9]

平田緑地のように周辺より3 - 5mほど標高が高い丘が市川砂州に点在し、地域では「山」と呼ばれている[10]

世帯数と人口

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2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
平田一丁目 921世帯 1,693人
平田二丁目 638世帯 1,115人
平田三丁目 1,770世帯 3,519人
平田四丁目 656世帯 1,270人
3,985世帯 7,597人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]

丁目 番地 小学校 中学校
平田一丁目 全域 市川市立平田小学校 市川市立第二中学校
平田二丁目 全域
平田三丁目 全域 市川市立第八中学校
平田四丁目 全域

施設

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一丁目
  • 市川市立平田保育園
  • 市川市立平田第二保育園
  • 市川市中央図書館 平田図書室
二丁目
三丁目
四丁目

脚注

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  1. ^ a b 市川市総務部総務課統計担当"市川市|管内別・町名別面積"2010年1月7日(2014年4月29日閲覧。)
  2. ^ a b 町丁別人口(住民基本台帳)”. 市川市 (2017年10月10日). 2017年11月6日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月6日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  5. ^ 市川市史 四巻より
  6. ^ ちなみに同地に所在する国府台女子学院の運営法人は「平田学園」となっているが、同法人でいう「平田」とは本地名ではなく、設立者で市川市名誉市民の「平田華蔵(ひらた けぞう)」からきている。
  7. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  8. ^ 橋詰(1985):7 - 11ページ
  9. ^ a b c 橋詰(1987):176ページ
  10. ^ 市立市川自然博物館"自然だより46号 - 市川市"1997年5月1日(2014年4月29日閲覧。)
  11. ^ 小・中学校の通学区域(学区)”. 市川市 (2017年9月28日). 2017年11月6日閲覧。

参考文献

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  • 橋詰直道(1985)"千葉県市川市の市街地内に残存するクロマツの分布"地図(日本国際地図学会).23(2):7-13.
  • 橋詰直道(1987)"千葉県下の自治体における緑地保全政策の新たな動向"地理学評論Ser.A(日本地理学会).60(3):170-180.

関連項目

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外部リンク

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