春祭[1][2][3][4]/春祭り[1](はるまつり)とは、春に行われる祭の総称である。
季語としての春祭(はるまつり)は、春の季語(初春もしくは三春の季語〈歳時記によって異なる〉)である[5]。分類は行事/人事[6]。季語においては、春季に行われる祭全般を指す[5]。
- 例句:老桑の 瑞の芽立や 春祭 ─ 水原秋桜子 [1]
- 例句:山下りて もんぺ鮮し 春祭 ─ 石田波郷
- 例句:谷々に 乗鞍見えて 春祭 ─ 前田普羅 『飛騨紬』(1947年〈昭和22年〉刊)[5]
- 例句:水槽に 貝の活けある 春祭 ─ 広江八重楼 『筑摩文学全集』[5]
子季語は無い。また、関連季語として挙げられているものは無いが、祈年祭を始め、数多くの春の祭が季語となっており、それらは現実として関連してはいる。