有井駅

有井駅
駅舎(2005年8月)
ありい
Arii
熊野市 (2.0 km)
(4.5 km) 神志山
地図
所在地 三重県熊野市有馬町1003
北緯33度52分34.20秒 東経136度5分8.16秒 / 北緯33.8761667度 東経136.0856000度 / 33.8761667; 136.0856000座標: 北緯33度52分34.20秒 東経136度5分8.16秒 / 北緯33.8761667度 東経136.0856000度 / 33.8761667; 136.0856000
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 159.6 km(亀山起点)
電報略号 アリ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
52人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日[1]
備考 無人駅
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有井駅(ありいえき)は、三重県熊野市有馬町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

駅名の有井は有馬と井戸を合成した、開設当初所属していた南牟婁郡有井村の名前による。

歴史

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当駅は昭和15年8月鉄道省紀勢西線(現・紀勢本線)新宮駅 - 紀伊木本駅(現・熊野市駅)間延伸時に開設[1]。その後昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅 - 和歌山駅(現・紀和駅)間が紀勢本線となったのを受け同線の駅となった。更に国鉄分割民営化を経て現在に至っている[1]

年表

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホーム上に接近警報機がある。開設当初からの駅舎は解体され、台形簡易駅舎を備える。

熊野市駅管理の無人駅自動券売機乗車駅証明書発行機は設置されていない。

利用状況

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当駅は近畿大学工業高等専門学校の最り駅であったが、2011年4月名張市へ移転したため、当年度から利用客が大幅に減少した。

「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[4]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 227
1999年 210
2000年 188
2001年 199
2002年 212
2003年 243
2004年 255
2005年 253
2006年 245
2007年 226
2008年 198
2009年 183
2010年 170
2011年 65
2012年 67
2013年 69
2014年 64
2015年 57
2016年 59
2017年 53
2018年 57
2019年 52

駅周辺

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有馬町は熊野市駅のある木本町とは山1つの隔たりがあり、木本からは市街地が続いていない。しかしここから先新宮方面暫くは、海岸線に沿って人家がある程度集まって存在しているため、紀勢本線と並行する国道42号には三重交通バスが役30分毎に運行されており、紀勢本線には料金や時間の面で劣るとは言え、利便性に比較的優れている。以前当駅から北西に1km程進んだ所には近畿大学工業高等専門学校があったが、2011年4月に名張市に移転した。

海までは当駅から徒歩5分程の所にある。この近隣から鵜殿辺りまでの海岸は七里御浜と呼ばれ、色とりどりの御浜石のある自然海岸が美しいと言われているが、紀勢本線は若干内陸部を走っているため、車窓からその姿を見ることは出来ない。

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
熊野市駅 - 有井駅 - 神志山駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、374頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
  4. ^ 三重県統計書 - 三重県

関連項目

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外部リンク

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