東港線 (台湾)

東港線
基本情報
起点 鎮安駅
終点 東港駅
駅数 3 (廃止時)
開業 1940年7月19日
廃止 1991年3月1日 営業停止
2002年7月1日 廃止
運営者 台湾鉄路管理局
路線諸元
路線距離 6.2 km
軌間 1,067 mm
線路数 単線
電化方式 非電化
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東港線
各種表記
繁体字 東港線
簡体字 东港线
拼音 Dōnggāng xiàn
注音符号 ㄉㄨㄥ ㄍㄤˇ ㄒㄧㄢˋ
発音: ドンガンシェン
日本語読み: とうこうせん
英文 Donggang Line
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屏東線と東港線の分岐点(2004年撮影)

東港線(とうこうせん)は、台湾にかつて存在した台湾鉄路管理局鉄道路線である。

清代からの重要な商港であった東港との連絡を目的に建設された、軍事輸送を主眼に置いた路線であった。しかし戦後に道路整備が進むと利用客は激減、廃止直前には年間60余名の利用者という赤字路線となり、1991年に一般業務を停止した。しかし、その後も支線である東港飛機場線の軍事需要があり、しばらく存続していたが、2002年に正式に廃止となり、2004年には屏東線から分岐の転轍器も撤去された。2010年代になって復活の動きがある。

歴史

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2016年10月、政府の公共インフラ計画「前瞻基礎建設計画」に当路線の復活が盛り込まれ、行政院国家発展委員会による県内東港大鵬湾中国語版小琉球エリアの活性化策の一環として実現可能性調査(F/S)外部委託のための予算が計上された[2]。しかしこのライトレール化計画は地元の反対や採算性への疑問などで2018年8月に事実上見合わせとなった[3]

運行形態

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  • 旅客:1両編成の列車が往復していた
  • 貨物:支線として東港飛機線を有しており、軍事需要が存在した

使用車輌

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  • DR2406
  • S200の牽引に依る普通客車
  • 軍運列車

駅一覧

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駅名 駅番号 駅間
キロ
累計
キロ
等級 接続路線・備考 所在地
鎮安駅 198 0.0 0.0 三等 屏東線接続 屏東県 林辺郷
大鵬駅   3.2 3.2 廃止   東港鎮
東港駅   3.0 6.2 廃止  

関連項目

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出典

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  1. ^ 台湾総督府 (1940年7月12日). “件名:社邊、林邊、佳冬、東港停車場設置竝ニ運輸營業開始”. 國史館臺灣文獻館. 2020年5月15日閲覧。 “社邊等停車場於昭和15年7月19日起開始運輸營業。”
  2. ^ (繁体字中国語)“台鐵東港線是否復駛 將投入850萬評估”. 自由時報. (2016年10月26日). http://news.ltn.com.tw/news/local/paper/1046008 
  3. ^ (繁体字中国語)“恆春觀光鐵道傳暫緩 屏縣盼如期推動”. 自由時報. (2020年6月27日). https://news.ltn.com.tw/news/Pingtung/paper/1382469 

外部リンク

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