甲水県(こうすい-けん)は中華人民共和国山西省にかつて存在した県。現在の長治市武郷県北西部、故城村一帯に相当する。
前漢により設置された涅氏県を前身とする。後漢により涅県、南北朝時代の529年(永安2年)には北魏により陽城県と改称された。
隋朝が成立すると598年(開皇18年)に甲水県と改称、606年(大業2年)に廃止された。