渋谷豊
渋谷 豊(しぶや ゆたか、1968年 - )は、日本のフランス文学者、翻訳家。信州大学教授。
略歴
[編集]千葉県生まれ、東京都育ち。1990年早稲田大学文学部仏文科卒、2003年パリ第4大学博士(比較文学)。2006年信州大学人文学部専任講師となり、准教授を経て、2018年教授。
2008年『母の家で過ごした三日間』で第13回日仏翻訳文学賞受賞[1]。
翻訳
[編集]- 『グリム童話 魔法の法則』(エドアール・ブラゼー、ジャン・パスカル・ドバイユール編、國分俊宏共訳 ベストセラーズ) 1999
- 『ぼくのともだち』(エマニュエル・ボーヴ、白水社) 2005、のち白水Uブックス 2013
- 『きみのいもうと』(エマニュエル・ボーヴ、白水社) 2006
- 『母の家で過ごした三日間』(フランソワ・ヴェイエルガンス、白水社) 2008
- 『のけ者』(エマニュエル・ボーヴ、白水社) 2010
- 『鶏のプラム煮』(マルジャン・サトラピ、小学館集英社プロダクション) 2012
- 『人間の大地』(サン=テグジュペリ、光文社古典新訳文庫) 2015
- 『海底二万里』上・下(ジュール・ヴェルヌ、角川文庫) 2016
- 『ドルジェル伯の舞踏会』(レーモン・ラディゲ、光文社古典新訳文庫) 2019
- 『真夜中の伝統 夜霧の河岸』(ピエール・マッコルラン、昼間賢共訳、国書刊行会、マッコルラン・コレクションⅢ) 2023
脚注
[編集]- ^ 『海底二万里』訳者紹介