湯木町
■湯木町 | |
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北緯35度53分42.52秒 東経139度33分19.32秒 / 北緯35.8951444度 東経139.5553667度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | さいたま市 |
区 | 西区 |
地域 | 大宮地区 |
人口 | |
• 合計 | 206人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | 331-0069[2] |
市外局番 | 048[3] |
ナンバープレート | 大宮 |
座標の場所は湯木自治会館 |
湯木町(ゆぎちょう)は、埼玉県さいたま市西区の町名。現行行政地名は湯木町一丁目および二丁目。住居表示未実施地区[4]。郵便番号は331-0069[2]。
地理
[編集]さいたま市西区西部の沖積平野(荒川低地)に位置する。地区の東側で西遊馬に、南側で植田谷本村新田に、西側で川越市久下戸に、北側で川越市古谷本郷に隣接する。西区内には治水橋で荒川を渡らねばならぬため、隣接する川越市の方が関わりが強い。もとは西遊馬と地続きで同じ西遊馬村であったが、1926年(大正15年) 荒川の流路が変更され[5]、旧河川(びん沼川)と新河川に囲まれた孤島のようになっている。町域内は全域が市街化調整区域[6]で耕地整理された水田で占められ、人家は少ない。なお、湯木とは旧遊馬村(現大字西遊馬)の字名[7]である。
歴史
[編集]- もとは西遊馬村の一部であった[8]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、北足立郡西遊馬村・土屋村・二ッ宮村・飯田新田・植田谷本村新田の一部が合併し、馬宮村が成立[9]。馬宮村の大字西遊馬となる。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 馬宮村が指扇村・植水村・片柳村・七里村・七里村とともに大宮市へ編入され[10]、大宮市の大字西遊馬となる。
- 1971年(昭和46年)6月1日 - 町名地番変更により、大字西遊馬の一部から[8]湯木町一丁目・二丁目が成立[11]。
- 2001年(平成13年)5月1日 - 浦和市・大宮市・与野市が合併し、さいたま市が発足。同市の町名となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行し、同市西区の町名となる。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
湯木町一丁目 | 38世帯 | 97人 |
湯木町二丁目 | 43世帯 | 109人 |
計 | 81世帯 | 206人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[12]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
湯木町一丁目 | 全域 | さいたま市立馬宮西小学校 | さいたま市立馬宮中学校 |
湯木町二丁目 | 全域 |
交通
[編集]地区に鉄道は敷設されていない。直線距離では川越線指扇駅が近いが、橋を渡り、大きく迂回せねばならぬため川越線南古谷駅の方が近いといえる[14]。ただし南古谷駅までも直線距離で3 kmほどある。
道路
[編集]地内に国道および主要地方道・一般県道は通っていない。
バス
[編集]地内に路線バスおよびさいたま市コミュニティバス・さいたま市乗合タクシーは設定されていない[15][16]。最寄の停留所は西武バス大宮営業所および西武バス所沢営業所の「治水橋堤防」である[17]。
施設
[編集]- 湯木自治会館
- 稲荷社
脚注
[編集]- ^ a b “さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年9月23日閲覧。
- ^ 『大宮のむかしといま』 223-226頁。
- ^ 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1388頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 880頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 800頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1420頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 963頁。
- ^ “さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ “特別養護老人ホーム すみれの里・川越”. 厚生労働省 (2018年10月27日). 2019年10月3日閲覧。
- ^ 湯木町二丁目近隣の川越市古谷本郷下組にある「特別養護老人ホーム すみれの里・川越」からは南古谷駅まで徒歩40分を要すると記されている[13]。
- ^ “西区コミュニティバスを運行しています”. さいたま市 (2018年6月19日). 2019年10月1日閲覧。
- ^ “西区指扇地区乗合タクシー「あじさい号」の運行ルートを変更します”. さいたま市 (2019年3月4日). 2019年10月1日閲覧。
- ^ 西武バス 大宮営業所バス路線案内図 (PDF) - 西武バス.2019年10月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 『大宮のむかしといま』大宮市、1980年11月3日。全国書誌番号:81007009、NCID BN03449939。