百合姉妹

SUN-MAGAZINE MOOK 百合姉妹
ジャンル 漫画雑誌
刊行頻度 不定期刊季刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 880円
出版社 マガジン・マガジン
発行人 櫻木徹郎
編集長 中村成太郎→大澤忠基
雑誌名コード 64181
刊行期間 2003年6月28日(Vol.1) - 2004年11月16日(Vol.5)
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百合姉妹』(ゆりしまい)は、かつてマガジン・マガジンが発行していた女性同士の恋愛(百合)を題材にした日本漫画雑誌ムック)。2003年6月28日創刊、2004年11月16日休刊。通巻5号が発行された。

概要

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2003年に業界初の百合専門誌[1]として創刊。 百合の定義は曖昧だが、本誌においては「思春期の少女に特有の、少女同士の行き過ぎた愛情」と定義している[2]。 漫画を中心に、イラスト、小説、コラムなどを掲載。表紙イラストはひびき玲音

Vol.4から定期刊行(季刊)化[3]。 売り上げは堅調だったが、本誌の企画立案者であり編集長を務めた中村成太郎が突然異動を命じられ、Vol.5をもって休刊となる。その後、中村が引き受け手となる版元を探した結果、一迅社がもっとも理解を示したため、同社に移った中村により『コミック百合姫』が創刊[4]。百合姉妹から執筆陣および連載作品の多くを引き継いでおり、実質的な後継誌となっている。

年表

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  • 2003年6月28日 - 創刊[5]
  • 2003年11月28日 - Vol.2発売[5]
  • 2004年4月27日 - Vol.3発売[5]
  • 2004年7月27日 - Vol.4発売[5]。定期刊行(季刊)化。
  • 2004年11月16日 - Vol.5発売[6]
  • 2005年2月 - Vol.6(2005年2月17日発売予定)の発売休止が発表される。

書誌情報

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号数・シーズン 発売日 表紙イラスト 備考
Vol.1 2003 SUMMER
(SUN-MAGAZINE MOOK)
2003年
6月28日
ひびき玲音 『百合姉妹』創刊
Vol.2 2003 WINTER
(SUN-MAGAZINE MOOK)
11月28日 ひびき玲音
Vol.3 2003 WINTER
(SUN-MAGAZINE MOOK)
2004年
4月27日
ひびき玲音
Vol.4 2004 SUMMER
(SUN-MAGAZINE MOOK)
7月27日 ひびき玲音 定期刊行(季刊)化
Vol.5 2004 AUTUMN
(SUN-MAGAZINE MOOK)
11月16日 ひびき玲音 『百合姉妹』休刊
コミック百合姫』へ移行

掲載作品

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漫画

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小説

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  • 恋姉妹(文 - 池本秋成〈Vol.1〉・駒尾真子〈Vol.2 - Vol.5〉、絵 - ひびき玲音東雲水生〈Vol.4〉・佐倉汐〈Vol.4〉):Vol.1 - Vol.5、→『コミック百合姫』へ移籍
  • 星降る声に耳を傾け(文 - 斎木恵佳、絵 - 佐倉汐):Vol.1
  • 我がまま姫の、その憂鬱な事情。(文 - 五月みゆ、絵 - あるまじろう):Vol.1
  • だから、あなたなんか大嫌い(文 - 五月みゆ、絵 - 凱王安也子):Vol.2
  • ユリム童話(文 - 瑠璃歩月、絵 - 佐倉汐):Vol.2 - Vol.5、→『コミック百合姫』へ移籍
  • 星とあなたと恋の距離(文 - 斎木恵佳、絵 - 佐倉汐):Vol.3

コラム・エッセイ

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脚注

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  1. ^ 『SUN-MAGAZINE MOOK 百合姉妹 Vol.2』、マガジン・マガジン、2004年1月、37頁。 
  2. ^ 『SUN-MAGAZINE MOOK 百合姉妹 Vol.1』、マガジン・マガジン、2003年8月、56頁。 
  3. ^ 『SUN-MAGAZINE MOOK 百合姉妹 Vol.4』、マガジン・マガジン、2004年9月、160頁。 
  4. ^ 『COMITIA INFORMATION MAGAZINE ティアズマガジン98』、COMITIA実行委員会、2011年10月、62頁。 
  5. ^ a b c d 『SUN-MAGAZINE MOOK 百合姉妹 Vol.5』、マガジン・マガジン、2004年12月、162頁。 
  6. ^ 百合姉妹”. ジュネット. 2009年11月14日閲覧。

関連項目

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