神戸村 (鳥取県)
かんどそん 神戸村 | |
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廃止日 | 1953年7月1日 |
廃止理由 | 編入合併 神戸村、大和村、美穂村、大正村、東郷村、明治村、豊実村、松保村、大郷村、吉岡村、千代水村、湖山村、末恒村、倉田村、面影村 → 鳥取市 |
現在の自治体 | 鳥取市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陰地方) |
都道府県 | 鳥取県 |
郡 | 気高郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 23.1 km2 |
総人口 | 2,104人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 大和村、東郷村、明治村、河原町(初代)、八上村、西郷村 |
神戸村役場 | |
所在地 | 鳥取県気高郡神戸村大字上砂見7-1 |
座標 | 北緯35度24分27秒 東経134度08分58秒 / 北緯35.407472度 東経134.149514度座標: 北緯35度24分27秒 東経134度08分58秒 / 北緯35.407472度 東経134.149514度 |
ウィキプロジェクト |
概要
[編集]現在の鳥取市上砂見・中砂見・下砂見・岩坪に当たる。千代川支流の砂見川に沿って展開する細長い山峡に位置した。
村名は、かつてこの地方の古名を「神戸の郷」と称したことによる[1]。
村内には上砂見に大和佐美命神社が、岩坪には岩坪神社があり、その獅子舞が県無形民俗文化財に指定され、また中砂見大湯棚の木造麒麟獅子頭が県保護文化財に指定された[1][2]。
1949年(昭和24年)5月11日15時40分、子供の火遊びから出火して中砂見大湯棚の23戸中、22戸を全焼した。この火災では災害救助法が制定されて以来、鳥取県における第一号の適用を受け、家屋の移転や道路の拡張およびこれを契機として簡易水道新設や防火用貯水池の設置が行われた[1]。
沿革
[編集]- 1918年(大正7年)1月1日 - 岩坪村と砂見村が合併して神戸村が発足。役場位置を大字上砂見字大門土居107番地1に定める[3]。
- 1938年(昭和13年)9月28日 - 役場位置を大字上砂見7番地ノ1に変更[4]。
- 1953年(昭和28年)7月1日 - 鳥取市に編入。同日神戸村廃止[5]。
行政
[編集]歴代村長
[編集]- 有田虎蔵 - 田村亀蔵 - 西村長太郎 - 牛尾清太郎 - 有田文蔵 - 懸樋保信 - 小山政右衛門 - 山田正雄[1]
教育
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d " 鳥取市七十年 : 市史(鳥取市、1962年)
- ^ 大和佐美命神社(日本遺産「麒麟のまち」)
- ^ 「村役場位置」『官報』1918年1月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「村役場位置変更」『官報』1938年10月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鳥取県告示第279号・市町村の廃置分合」『鳥取県広報 第2424号』1953年6月23日(鳥取県立公文書館)