経海
経海(きょうかい、慶長11年5月3日(1606年6月8日) - 明暦2年7月28日(1656年9月16日))は、江戸時代前期の浄土真宗の僧。佛光寺(真宗佛光寺派)第18世。名は堯聡、号は龍光院。佛光寺17世存海の子。母は朽木氏、二条昭実の猶子。妻は吉川氏の娘。幼名亀寿麿。
元和4年(1618年)、常胤法親王を師として得度。父の死去により、同年、法嗣を継ぐ。同年、法眼に叙せられる。寛永9年(1632年)、大僧都。寛永13年(1636年)、権僧正。明暦2年(1656年)、僧正。同年没、享年51歳。在職39年だった。
在職中、承応元年(1652年)伽藍整備を完了した。承応3年(1654年)に法要を行なった。
人物
[編集]参考文献
[編集]- 渋谷有教編『佛光寺辞典』佛光寺、1984年。
- 平松令三編『佛光寺の歴史と信仰』思文閣出版、1989年。