繁田信一
繁田 信一(しげた しんいち、1968年 - )は、日本の歴史学者。神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員。
来歴
[編集]東京都生まれ。1991年東北大学文学部卒業[1]。1993年東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了[2]。1997年東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学[3]。神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員。2003年神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了、博士(歴史民俗資料学)の学位を取得、学位論文の題は「平安貴族時代の陰陽師」。
著書
[編集]単著
[編集]- 『陰陽師と貴族社会』吉川弘文館、2004 ISBN 9784642023986
- 『殴り合う貴族たち 平安朝裏源氏物語』柏書房、2005/角川ソフィア文庫、2008/文春学藝ライブラリー、2018
- 『平安貴族と陰陽師 安倍晴明の歴史民俗学』吉川弘文館、2005 ISBN 9784642079426
- 『安倍晴明 陰陽師たちの平安時代』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、2006、オンデマンド版 2022 ISBN 9784642756150
- 『陰陽師 安倍晴明と蘆屋道満』中公新書、2006
- 『天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代』角川選書、2006
- 『呪いの都平安京 呪詛・呪術・陰陽師』吉川弘文館、2006/同・読みなおす日本史、2022 ISBN 9784642071703
- 『王朝貴族の悪だくみ 清少納言、危機一髪』柏書房、2007
- 改題加筆『わるい平安貴族 殺人、横領、恫喝…雅じゃない彼らの裏の顔』PHP文庫、2023
- 『王朝貴族のおまじない』ビイング・ネット・プレス、2008
- 『かぐや姫の結婚 日記が語る平安姫君の縁談事情』PHP研究所、2008
- 『庶民たちの平安京』角川選書、2008
- 『御曹司たちの王朝時代』角川選書、2009
- 『紫式部の父親たち 中級貴族たちの王朝時代へ』笠間書院、2010
- 『下級貴族たちの王朝時代 『新猿楽記』に見るさまざまな生き方』新典社選書、2018
- 『平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職』文春新書、2020
- 『小野篁 その生涯と伝説』教育評論社、2020
- 『日本の呪術』MdN新書、2021
- 『知るほど不思議な平安時代』上・下 教育評論社、2022
- 『孫の孫が語る藤原道長 百年後から見た王朝時代』吉川弘文館、2023 ISBN 9784642084246
- 『源氏物語を楽しむための王朝貴族入門』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、2023 ISBN 9784642059787
- 『『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像』PHP新書、2023
- 『懲りない光源氏 セリフで読み直す『源氏物語』若紫巻・葵巻』教育評論社、2023
編著
[編集]監修
[編集]- 『平安貴族嫉妬と寵愛の作法』G.B.、2020
- 『地図でスッと頭に入る平安時代』昭文社、2021
脚注
[編集]- ^ “かぐや姫の結婚―日記が語る平安姫君の縁談事情”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年8月5日閲覧。
- ^ “王朝貴族たちのお仕事【ハイフレックス講座】 | 繁田 信一 | KUポートスクエア”. www.ku-portsquare.jp. 2023年8月5日閲覧。
- ^ “陰陽師と貴族社会”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年8月5日閲覧。