興神社
興神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 長崎県壱岐市芦辺町湯岳興触676 |
位置 | 北緯33度46分11.3秒 東経129度43分54.2秒 / 北緯33.769806度 東経129.731722度座標: 北緯33度46分11.3秒 東経129度43分54.2秒 / 北緯33.769806度 東経129.731722度 |
主祭神 | 足仲彦命 息長足姫命 |
社格等 | 式内社(名神大)論社 壱岐国一宮 旧村社 |
本殿の様式 | 一間社流造 |
札所等 | 壱岐国大七社 |
例祭 | 4月13日 |
地図 |
興神社(こうじんじゃ)は、長崎県壱岐市芦辺町湯岳興触にある神社。式内社(名神大社)論社、壱岐国一宮で、旧社格は村社。
祭神
[編集]祭神は次の2柱。
歴史
[編集]付近にはかつて壱岐国府があったと考えられており、社名の「興」は「国府(こふ、こう)」の意味とされる。国府の倉の鍵である「印鑰(いんにゃく)」を保管していたことから、近世には「印鑰神社」とも呼ばれていた。境外社の壱岐総社神社は壱岐国の総社にあたる。
延宝4年(1676年)、神道家橘三喜が壱岐の式内社を調査した際に、当社を式内小社「與神社」に比定した。しかし、これは興と與(与)を見誤ったためと考えられており、近年の研究では、式内名神大社の「天手長男神社」が当社であり、壱岐国一宮であったとする説が有力となっている。延宝4年の調査の際に、天手長男神社は壱岐市内の郷ノ浦町田中触の若宮社に比定され、壱岐国一宮の称もその神社に移ったが(現 天手長男神社)、それ以降も当社を「一の宮」と呼ぶ通称は残った。
明治9年(1876年)12月に村社に列し、明治40年7月に神饌幣帛料供進神社に指定された。
ギャラリー
[編集]- 本殿
- 参道と鳥居
- 鳥居
- 総社神社(壱岐国総社)
外部リンク
[編集]- 天手長男神社 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」