通川郡(つうせん-ぐん)は、中国にかつて存在した郡。南北朝時代から隋初にかけて、現在の陝西省銅川市一帯に設置された。
西魏により設置された北地郡を前身とする。北地郡は北雍州に属した。554年(廃帝3年)、北地郡は通川郡と改められた。北雍州は宜州と改称され、通川郡はそのまま宜州に属した。583年(開皇3年)、隋が郡制を廃すると、通川郡は廃止されて、宜州に編入された[1]。
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