青物横丁駅

青物横丁駅
駅入口(2020年1月)
あおものよこちょう
Aomono-yokochō
KK03 新馬場 (0.8 km)
(0.5 km) 鮫洲 KK05
地図
所在地 東京都品川区南品川三丁目1-20[1]
北緯35度36分33.6秒 東経139度44分34.5秒 / 北緯35.609333度 東経139.742917度 / 35.609333; 139.742917座標: 北緯35度36分33.6秒 東経139度44分34.5秒 / 北緯35.609333度 東経139.742917度 / 35.609333; 139.742917
駅番号 KK04
所属事業者 京浜急行電鉄(京急)
所属路線 本線
キロ程 2.2 km(品川起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[京急 1]28,663人/日
-2021年-
開業年月日 1904年明治37年)5月8日[1]
テンプレートを表示

青物横丁駅(あおものよこちょうえき)は、東京都品川区南品川三丁目にある、京浜急行電鉄(京急)本線である[1]。駅番号はKK04[1]

隣接の鮫洲駅との駅間距離は500mと短い。

歴史

[編集]

駅名の由来

[編集]

「青物横丁」の名前は、江戸時代に農民がこの地に青物(当時は野菜山菜のことを指した)を持ち寄って市場を開いたことに由来する[6]。日本の鉄道駅で唯一、駅名に「横丁」が付く駅である。

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。バリアフリー施設として、出入口と改札外コンコース、改札内コンコースとホームそれぞれを連絡するエスカレーターエレベーター、改札内コンコースに多機能トイレが設置されている[1]

2024年9月6日、全番線にホームドアを設置すると発表。1番線が同年9月21日、2番線が9月28日に設置工事を行い、11月下旬に運用を開始する予定[7]

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 KK 本線 下り 羽田空港方面 / 横浜三浦海岸方面
2 上り 品川新橋方面

接近メロディ

[編集]

2008年12月14日から、品川区出身の島倉千代子の代表曲『人生いろいろ』をアレンジしたものを接近メロディとして使用している[8][注釈 2]。メロディはスイッチの制作で、編曲は塩塚博が手掛けた[9]。なお、接近メロディ導入と同時に、通過列車接近時の警告音の音程が変更されている。

利用状況

[編集]

2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員30,748人[京急 1]で、京急線全72駅中13位。

近年の1日平均乗降乗車人員は下記の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[10]
年度 1日平均
乗降人員[11]
1日平均
乗車人員[12]
出典
1990年(平成02年) 15,592 [* 1]
1991年(平成03年) 16,874 [* 2]
1992年(平成04年) 17,638 [* 3]
1993年(平成05年) 18,877 [* 4]
1994年(平成06年) 19,597 [* 5]
1995年(平成07年) 20,011 [* 6]
1996年(平成08年) 18,748 [* 7]
1997年(平成09年) 18,559 [* 8]
1998年(平成10年) 18,721 [* 9]
1999年(平成11年) 18,287 [* 10]
2000年(平成12年) 18,153 [* 11]
2001年(平成13年) 18,710 [* 12]
2002年(平成14年) 41,311 20,655 [* 13]
2003年(平成15年) 41,157 20,331 [* 14]
2004年(平成16年) 39,361 19,384 [* 15]
2005年(平成17年) 38,140 18,726 [* 16]
2006年(平成18年) 39,088 19,266 [* 17]
2007年(平成19年) 42,988 21,243 [* 18]
2008年(平成20年) 44,595 22,164 [* 19]
2009年(平成21年) 44,115 21,945 [* 20]
2010年(平成22年) 44,564 22,164 [* 21]
2011年(平成23年) 43,178 21,440 [* 22]
2012年(平成24年) 42,552 21,164 [* 23]
2013年(平成25年) 42,243 20,934 [* 24]
2014年(平成26年) 42,251 20,937 [* 25]
2015年(平成27年) 40,067 19,839 [* 26]
2016年(平成28年) 41,167 20,397 [* 27]
2017年(平成29年) 42,941 21,274 [* 28]
2018年(平成30年) 43,633 21,625 [* 29]
2019年(令和元年) 43,796 21,721 [* 30]
2020年(令和02年) [京急 2]29,212
2021年(令和03年) [京急 1]28,663
2022年(令和04年) [京急 3]30,748

駅周辺

[編集]

官公庁・公共施設

[編集]

教育機関

[編集]

郵便局・金融機関

[編集]

史跡・自然

[編集]

ランドマーク

[編集]

ホテル

[編集]

店舗

[編集]

バス路線

[編集]

都営バス東急バス京浜急行バスが運行している。最寄りバス停留所は都営バスと東急バスが「青物横丁」、京浜急行バスが「青物横丁駅」である。各系統の詳細は都営バス品川営業所 (A)・都営バス港南支所(Y)・京浜急行バス大森営業所東急バス池上営業所 (I)・東急バス目黒営業所 (M) などを参照。

隣の駅

[編集]
京浜急行電鉄
KK 本線
モーニング・ウィング号」・イブニング・ウィング号」・エアポート快特・快特
通過
特急
品川駅 (KK01) - 青物横丁駅 (KK04) - 平和島駅 (KK08)
急行
品川駅 (KK01) - 青物横丁駅 (KK04) - 立会川駅 (KK06)
普通
新馬場駅 (KK03) - 青物横丁駅 (KK04) - 鮫洲駅 (KK05)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 『京急の駅 今昔・昭和の面影』によれば6月15日のダイヤ改正により特急停車駅となったとある。
  2. ^ 発車標設置前は他の発車標未設置駅と同じく、列車接近時にその列車の種別(通過列車の場合は通過)とお知らせしか表示しない簡易タイプの列車接近案内表示器があり、「レントラー舞曲」(通過列車の場合は警告音)が流れていた。列車接近案内表示器は発車標設置後もしばらく稼動していたが、その後撤去された。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 青物横丁駅”. 京浜急行電鉄. 2019年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月11日閲覧。
  2. ^ 都営地下鉄のあゆみ 東京都交通局
  3. ^ a b c d 京急の駅、p.47。
  4. ^ 5月16日(日)ダイヤ改正を実施します 都心への混雑緩和を目指します! 羽田空港国際化に向け、都心・横浜方面へのアクセスがますます便利に!』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2010年5月7日。オリジナルの2014年3月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140307200335/http://www.keikyu.co.jp/company/news/2010/detail/001319.html2020年7月16日閲覧 
  5. ^ ニュースリリース アニメ『ワンピース』20周年×YOKOSUKA×KEIKYU120周年 京急“宴”線・横須賀市内全体でコラボ実施! 謎解きミッションラリーを開催! オリジナルグッズ・グルメも!”. KEIKYU WEB (2019年7月1日). 2019年9月13日閲覧。
  6. ^ あおよこチャンネル
  7. ^ 青物横丁駅(1番線・2番線)にホームドアを運搬および設置いたします”. 京浜急行電鉄. 2024年9月6日閲覧。
  8. ^ 16駅の駅メロディ採用曲が決定いたしました! 11月18日・羽田空港駅から順次使用開始』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2008年11月14日。オリジナルの2008年12月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20081201154848/http://www.keikyu.co.jp/corporate/press/press_files/081114.shtml2020年6月23日閲覧 
  9. ^ テレビ、出ちゃいました。”. ☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆. 塩塚博. 2020年3月14日閲覧。
  10. ^ 品川区の統計 - 品川区
  11. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  12. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
京浜急行電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京急グループ会社要覧 2022 - 2023” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 28. 2023年6月25日閲覧。
  2. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月25日閲覧。
  3. ^ https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/pdf/train-info_kakueki_avr.pdf
東京都統計年鑑

参考文献

[編集]
  • 佐藤良介『京急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2006年2月1日。ISBN 4533061753 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]