齋木喜美子
齋木 喜美子(さいき きみこ、1961年 - )は、日本の児童文学研究者。関西学院大学教授。
来歴
[編集]アメリカ統治下の琉球・具志川市(現・沖縄県うるま市))に生まれる[1]。1985年に琉球大学教育学部小学校教員養成課程を卒業後、神戸大学大学院教育学研究科に進み、1987年に修士課程を修了した。1997年に聖和大学大学院教育学研究科博士後期課程を満期退学し、2002年に「近代沖縄における児童文化・児童文学の研究」で聖和大学より博士(教育学)を取得した。
中京女子大学(現・至学館大学)助教授、福山市立大学教授を経て、関西学院大学教育学部教授となる。
受賞歴
[編集]- 2004年 - 沖縄文化協会賞・仲原善忠賞 (『近代沖縄における児童文化・児童文学の研究』)
- 2005年 - 日本児童文学者協会新人賞[2]
- 2021年
著書
[編集]- 『近代沖縄における児童文化・児童文学の研究』風間書房、2004年1月
- 『沖縄児童文学の水脈』関西学院大学出版会、2021年3月
- 『立ち上がる艦砲の喰残し 沖縄における教育・文化の戦後復興』関西学院大学出版会、2022年3月
- 『戦後沖縄史の諸相 何の隔てがあろうか』関西学院大学出版会、2023年3月
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『沖縄児童文学の水脈』[要ページ番号]
- ^ researchmap
- ^ “初の外間守善賞、齋木喜美子さん「沖縄児童文学の水脈」受賞 「先生の言葉支えに」”. 琉球新報. (2021年10月17日) 2021年10月17日閲覧。
- ^ “齋木喜美子さんダブル受賞 「沖縄児童文学の水脈」児童文学学会賞にも”. 琉球新報. (2021年10月17日) 2021年10月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 齋木喜美子 - 関西学院大学(教員・研究者紹介)