ススキノラフィラ

ススキノラフィラ
SUSUKINO LAFILER
施設外観(2015年11月)
地図
地図
店舗概要
所在地 064-0804
札幌市中央区南4条西4丁目1
座標 北緯43度03分18秒 東経141度21分10秒 / 北緯43.05500度 東経141.35278度 / 43.05500; 141.35278 (ススキノラフィラ)座標: 北緯43度03分18秒 東経141度21分10秒 / 北緯43.05500度 東経141.35278度 / 43.05500; 141.35278 (ススキノラフィラ)
開業日 2009年3月26日[注 1]
閉業日 2020年5月17日
建物名称 ススキノ十字街ビル[5]
施設所有者 ススキノ十字街ビル[3]
施設管理者 ススキノ十字街ビル
施工者 竹中工務店・大成建設・伊藤組土建[5]
延床面積 54,715 m²[5]
商業施設面積 27,102 m²[6]
店舗数 約120[4]
営業時間 10:00 - 21:00(B2F〜6F)
11:00 - 23:00(7F〜8F)
駐車台数 ラフィラパーキング:137
ジャンボ1000:1,000台
前身 札幌松坂屋→ヨークマツザカヤ→ロビンソン百貨店 札幌
後身 COCONO SUSUKINO (ココノ ススキノ)
最寄駅 すすきの駅
すすきの停留場
最寄バス停 じょうてつバス「すすきの」停留所
外部リンク ススキノラフィラ
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ススキノラフィラSUSUKINO LAFILER)は、札幌市中央区にかつて存在した商業施設である。

2020年から2023年にかけて再開発による建て替え工事が行われ、同年11月30日に「COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)」としてグランドオープンした。

概要

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札幌五輪のあとに当地に密集していた小規模の店舗を再開発した、「ススキノ十字街ビル」に入居していた。

「ラフィラ」とは、フランス語で「紡ぐ」を意味する「FILER」(フィラ)に女性冠詞の「LA」(ラ)を組み合わせた造語であり、女性的な優しさ、豊かさ、麗しさ、都会的、自由さ、豊かで素敵な毎日を過ごしてもらいたい、夢や心を紡ぎたいといった願いが込められている。店内では文化教室(カルチャーセンター)を開催していた。

ススキノ十字街ビルの老朽化や耐震性不足に伴い閉館した。

沿革

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  • 1972年(昭和47年)8月 - 起工[5]
  • 1974年昭和49年)
    • 5月 - ススキノ十字街ビル竣工[5]
    • 6月 - 「札幌松坂屋」として開店[7][8][9]
  • 1979年(昭和54年) - イトーヨーカ堂が札幌松坂屋と業務提携し、「ヨークマツザカヤ」と改称[8][9][10]
  • 1994年平成06年) - 「ロビンソン百貨店 札幌」と改称[8][9]
  • 2002年(平成14年) - ロビンソンゾーンリニューアル。専門店街ラフィラグランドオープン[9]
  • 2008年(平成20年) - ロビンソン百貨店の閉店を発表[9][11]
  • 2009年(平成21年) - ロビンソン百貨店が閉店し[12]、「ススキノラフィラ」と改称[8]
  • 2020年令和2年)5月17日 - 閉店。札幌松坂屋時代から続いた46年の歴史に幕を下ろした[13][14]
  • 2021年(令和3年)6月 - 解体終了。

フロア

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  • 屋上:スカイガーデン365
  • 8階:グルメコート、ラフィラホール、文化教室
  • 7階:グルメコート
  • 6階:リラックス&ビューティ・生活雑貨
  • 5階:メンズファッション、書籍・楽器、文化教室
  • 4階:ミセスクロージング、文化教室
  • 3階:ヤングカジュアル、文化教室
  • 2階:カジュアル&文芸・手芸・雑貨
  • 1階:コスメ&ドラッグ、服飾雑貨
  • 地下1階:イトーヨーカドー食品売場[15]
  • 地下2階:ラフィラマルシェコート
シャッターに描かれた閉店を告げるメッセージ(2020年6月撮影)
解体中のススキノラフィラ
(2020年7月撮影)

アクセス

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国道36号札幌駅前通・月寒通)「すすきの交差点」角に位置しており、さっぽろ地下街「ポールタウン」に直結している。

跡地

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ススキノラフィラの跡地は地下2階、地上18階建てのCOCONO SUSUKINO(延べ床面積5万3500m2)が建設され、1〜4階に飲食店や物販店、5〜7階にTOHOシネマズ、7〜18階に東急ホテルズの「DISTINCTIVE SELECTON」の展開型ブランド「SAPPORO STREAM HOTEL」が入り[16]2023年11月30日に開業[17]

脚注

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注釈

  1. ^ 日付は「イトーヨーカドーすすきの店」のオープン日であり[1]、専門店街は「ロビンソン百貨店 札幌」の閉店後も営業を続けていた[2]

出典

  1. ^ 3/26(木)、ロビンソン百貨店札幌跡に『イトーヨーカドーすすきの店』がオープン 〜ススキノ十字街ビルの地下フロアに、食品特化型で出店〜』(PDF)(プレスリリース)セブン&アイ・ホールディングスイトーヨーカ堂、2009年3月3日http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/company/news/pdf/2009/20090303_3.pdf2017年9月7日閲覧 
  2. ^ ロビンソン札幌店撤退*赤字続き来年1月*ビル専門店街は営業”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2008年5月3日). 2017年9月7日閲覧。
  3. ^ “ロビンソン後継テナント ヨーカドー出店へ 地下1、2階”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2008年9月6日) 
  4. ^ 「ススキノ ラフィラ」全館オープン迫る—ロビンソン専門店街から改装”. 札幌経済新聞 (2009年3月24日). 2017年9月7日閲覧。 “みんなの経済新聞ネットワーク
  5. ^ a b c d e ススキノ十字街ビル - セメント工業130号(日本セメント 1974年)
  6. ^ 都道府県別・政令指定都市別・市町村別SC” (PDF). 日本ショッピングセンター協会. 2017年9月6日閲覧。
  7. ^ 華やかにオープン、人波を吸い込む松坂屋札幌店”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1974年6月8日). 2017年9月7日閲覧。
  8. ^ a b c d 札幌市中心部の百貨店(デパート)事情”. 北海道ファンマガジン (2009年2月17日). 2017年9月6日閲覧。
  9. ^ a b c d e 『ロビンソン百貨店 札幌』閉店のご案内』(PDF)(プレスリリース)セブン&アイ・ホールディングス・ロビンソン百貨店、2008年5月2日http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/company/news/pdf/2008/20080502_01.pdf2017年9月6日閲覧 
  10. ^ ヨーカ堂方式 全面導入 業務提携の松坂屋 大衆百貨店目指す 新名称「ヨークマツザカヤ」”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1979年2月8日). 2017年9月7日閲覧。
  11. ^ ロビンソン撤退*札幌駅前への流れ痛手*後継テナント焦点*ビル再開発計画浮上も”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2008年5月3日). 2017年9月7日閲覧。
  12. ^ ススキノで35年 あす幕*札幌・ロビンソン百貨店*商業ビルで再スタート”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2009年1月17日). 2017年9月7日閲覧。
  13. ^ ススキノラフィラ20年5月閉店 23年にも新ビル開業:北海道新聞 どうしん電子版”. 北海道新聞 どうしん電子版. 2019年10月17日閲覧。
  14. ^ 札幌・ススキノラフィラが閉店 6月に解体、新複合ビル建設へ”. 毎日新聞. 2020年5月18日閲覧。
  15. ^ イトーヨーカドー すすきの店”. イトーヨーカ堂. 2017年9月6日閲覧。
  16. ^ ラフィラ跡地の複合ビル 地下2階、地上18階 23年冬に営業開始予定(北海道新聞、2021年1月6日)2021年1月6日閲覧
  17. ^ すすきの新施設「ココノ ススキノ」11月30日1stオープン 2ndは1月31日 - Impress Watch

外部リンク

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